忍者ブログ
拙HP「戦国島津女系図」の別館…のはず
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

…去年のことのようですが。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AD%91%E6%B3%A2%E5%B8%B8%E6%B2%BB
この数ヶ月ネットニュースしか見ないので全く気が付かなかった。
ご冥福をお祈り致します。

どうして氏のネタを取り上げたというと、常治氏の祖母が島津氏出身(山階宮常子妃)というのもあるが、
この方、島津義久の伝記を書いた一人であると言う事。
というか、島津義久のまともな伝記は2005年に桐野作人氏がPHP出版社から『島津義久 九州全土を席巻した智将 (PHP文庫)』を上梓するまで、常治氏が書いた『島津義久 (堂々日本人物史 7―戦国・幕末編)』しかなかったのである ただし子供向けですが(^^;)

上記wikipediaの主な著書一覧を御覧下されば分かるように、常治氏は子供向けの戦国武将伝記を書いておられるのだが、その人選に織田信長、豊臣秀吉らの有名武将に並んでわざわざ島津義久という真にマイナーな武将を選ばれたのである。
島津家から一人選んだのは、祖母の影響があるのは明白なのだが、何で義弘じゃなくて義久…(^^;)
常子妃、義久びいきだったのかな。

拍手[0回]

PR
今年の大河のネタ(^^;)を調べているときに、そのネタの方が晩年借金王(これは関係者である私もしらんかった不覚)だった件について、『歴史読本』などにも今年の大河のネタに関するコラムを書かれたという”武家女性評論家”Iさんという方が「浪費家だったのは茶道教授になったせい!こんな事書いたのは女性蔑視の男性ばかりだ!きー!」(意訳)…と言うことを書いておられたのだが、何でもかんでも「女性蔑視の史料」とレッテル貼れば、何でも自分の都合の良いように解釈できるのであって…「この遺跡は宇宙人が作ったの!」というのと同レベルの解釈なんじゃなかろうかの。確かに明治時代の女性は軽視されてるけどさ。ついでに茶道金かかるのも知ってますが(^^;)。祖父方仙台藩士、祖母方米沢藩士という彼女にとっては同じ東北の会津藩士出身の今年の大河のネタが少しでも否定的批評されてたら悔しいのかもしれんけど。



気を取り直して、
現在大河のネタの地となっている会津は、表題の「おらの殿様」意識が非常に強い土地であると感じる。
会津の人が思うおらの殿様は、ズバリ保科正之に始まる松平家であろう。
その前に住んでいた伊達政宗とか蒲生家とか加藤(嘉明)家はなかった…事になってるような気がする(多分)(^^;)
これは悲劇的とされる幕末の壊滅もともかく、一番支配年数が長かったことに起因してるのでしょう。
そういえば、伊達の前にも誰かいたような…忘れました(ヲイ)

拙ブログで扱っている島津家も、こういう「おらの殿様」の一人と思われる。
何しろ、薩摩・大隅という地域に800年以上居座ってるのだから、こう思われても仕方ないだろう。
何かの本で読んだことがあるが、島津家の先代当主・島津忠秀氏(故人)が農林水産省を退職し、鹿児島大学の講師として”帰郷”された際、鹿児島駅(多分当時の西鹿児島駅)に鹿児島県知事から鹿児島市長などなどそうそうたるメンバーが居並んでお出迎えしたという…おそらくそれが昭和40年代か50年代のことだから、たかだか40~30年ぐらい前のことである(!)…流石に今はそんな事無いと思うけど…どうかな(^^;)

ところが、上記の「法則」が当てはまらない地域がある。

山梨県。
江戸幕府天領だった時期が長いにもかかわらず、武田信玄がおらの殿様なのは周知の通り。「武田家」ではなく、「武田信玄」である。

新潟県。
皆様ご存じのように「上杉謙信」がおらの殿様である。ちなみに越後国(新潟県)は江戸時代は小藩の乱立状態でした。
なお、上杉家の転封先である米沢市(山形県)でもおらの殿様は上杉家。そこにはついでに謙信込みヾ(--;)…謙信米沢に住んだことない…と言うか前住人の伊達はどうなったのだ(^^;)

静岡県。
おらの殿様はご存じのように徳川家康。長いこと幕府天領でもあったし、明治時代少しの間でしたが徳川総本家領でもありました。でも、徳川家の前に今川家という立派な領主が…やっぱなかったことになってるの?
なお、現在静岡県は徳川家康ネタを大河にしようと県を揚げてキャンペーンしているそうです。…家康もう大河化されてるぞ。

大分県。
長いこと大友家領であったにもかかわらず、大友家へのおらの殿様意識は非常に低い、らしい。
なお、ここも新潟県同様、江戸時代は小藩乱立状態。
ちなみに「昭和の町」で有名な日田市は徳川幕府天領であり、名産であるミネラルウォーターに「天領水」と名ずけるほど天領へのプライドが強い。ここの寺に修行に出された有馬頼底相国寺管長も、「久留米藩主分家出身」のプライドをぼろぼろにされるほど、ここのパンピーの子供達にいじめられたらしい(「私の履歴書」)



なお、私の故郷である京都は江戸時代幕府天領だったが…徳川家をおらの殿様と思ったことはないなあ…と言うかそういう人皆無じゃないかな。「天皇がおらの殿様なんじゃないの」とも言われたこともあるが…違うような。
現住居の神戸市は…どうも尼崎藩領だったみたいなのだが、果たして神戸市民で知ってる人どれくらいいるんだろ_(。_゜)/
なお根っからの神戸ッ子である姑によると神戸の殿様は楠木正成らしいです。それ違う。

拍手[0回]

「卑弥呼の墓」とも言われる箸墓
実は倭述述日百襲媛命(やまとととひのももそひめのみこと)の墓に選定されている…要は宮内庁管理の皇室陵のため長い間調査も出来なかったのですが…

卑弥呼の墓? 初の立ち入り=箸墓古墳、研究者が調査―土器など確認・奈良
時事通信 2月20日(水)11時24分配信
 邪馬台国の女王卑弥呼の墓との説がある奈良県桜井市の箸墓古墳を20日、日本考古学協会など15学会の研究者が調査した。同古墳は宮内庁が陵墓として管理しており、研究者が敷地内に立ち入って調べたのは初めて。墳丘部には、ふき石や土器が散らばっていたという。
 邪馬台国の場所をめぐっては、畿内説と九州説の間で長年論争が続いている。桜井市周辺は邪馬台国の有力候補地とされ、畿内説を主張する研究者の間では、箸墓古墳を卑弥呼の墓とする見方がある。
 箸墓古墳は3世紀半ばから後半に造られたとみられる前方後円墳で全長約280メートル。研究者16人は午前中、約1時間半にわたり墳丘最下段の縁を歩いて調べた。宮内庁は孝霊天皇の皇女の墓としており、発掘や遺物の採取は認められなかった。
 日本考古学協会の森岡秀人理事は、ふき石や土器について「築造年代の研究に役立つものがあるかもしれない」と話した。古代学研究会陵墓委員で、橿原考古学研究所付属博物館の今尾文昭学芸課長も「多くの人がいろいろな季節に観察する中で新しい確認がある。(調査には)まだまだ制限があるが、機会を増やしていきたい」と述べた。 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130220-00000046-jij-soci

だそうな。
問題は、この記事の下にあるコメント。
何で発掘を認めないんだろう、邪馬台国の畿内説九州説に決着がつくかもしれないのに。
はるか昔からの日本国の財産だ埋め戻して元に戻せば良いじゃないか、現在の皇室とか天皇家とかと結びつける事がおかしい。

と言う意見もあるが(ちなみにコメント第1位)
それなりに警備はしっかりしてないと。反日教育による祭祀関連施設への脅威はあきらかだ。
(ちなみにコメント第3位)
つまり、今の日本史学者や考古学者を全く信用してない人が結構いると言うこと。
うーむ、どうしたものやら…

拍手[0回]

前の話はこちら


拙ブログでこういう話題で盛り上がったのだが
そういえば愛の人・直江兼続とかは豊臣姓もらってるんだな、と思って。

振り返ってうちんとこのヾ(^^;)伊集院忠棟。
豊臣派の家老といいう事で、直江と同じ立場。しかも朱印状であてがわれた私領8万石は直江(6万石※)よりも多い。
※ただし与力領として30万石が附属していた。
でも豊臣姓or羽柴姓をもらったという記録がない

単に記録が残らなかったのか、
でも今残る文書を見ても「豊臣忠棟(or豊臣幸侃)」とか「羽柴忠棟(or羽柴幸侃)」って書かれた物は管見では一通もない。

?(゜_。)?(。_゜)?

拍手[0回]

来週1/16(水)放送分で鹿児島の城下町が取り上げられます。
「えー?鹿児島城の城下町って薩英戦争や太平洋戦争の空襲で丸焼けになったのでは?」
もっともなことを言う無かれ(^^;) 今までこの番組では空襲で丸焼けになった城下町をしょっちゅう扱っているのです それって城下町を歩くことになるのかよと言う正しいつっこみは無しで(^^;)

テーマは
・外城
・示現流
・「二重鎖国」薩摩藩
のようです。

番組公式HPはこちら

拍手[0回]

カレンダー
09 2025/10 11
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新記事
(02/24)
(02/02)
(01/27)
(01/26)
(01/25)
最新コメント
[08/22 พวงหรีด]
[08/20 wine]
[08/19 ขาย ไวน์]
[08/15 The flag shop uae]
[08/11 uniform store]
最新トラックバック
ブログ内検索
プロフィール
HN:
ばんない
性別:
非公開
自己紹介:
初めての方はこちらの説明をお読み下さい。リンク・引用の注意もあります。

プロフ詳細はこの辺とかこの辺とか
カウンター
バーコード
アクセス解析
P R
Template by Crow's nest 忍者ブログ [PR]