拙HP「戦国島津女系図」の別館…のはず
天正18年11月に詠まれた物です
義久の和歌はちょっと皮肉っぽいかな?
「義久君上京日記」該当箇所こちら
「義久公御譜中」
天正十八年十月廿四日、詣清水寺、終夜凝懇祈、明朝宿坊備酒食也、
同月廿七日、於東山寺有連歌、 龍山公出座、予亦陪其座、迄深更帰京也、
同月廿九日、於聖護院有法論議、為聴聞令参詣、終日慰老耳矣、
天井十八年庚寅十一月朔日、丁在洛時、近衛関白太政大臣従一位准后前久公賜初雪詠於東山矣、
「写田中藤次兵衛進上」
とはすともあはれとはみよ都人
わかすむ山のけさのはつ雪 龍山
こゝもと山居、中\/とせんの体、申はかりなく候、はゝかりをかへりみす令申候、今朝の雪、さそおもしろく候ハんと察申候、龍伯几下、
同月二日、綴右返歌、以進上之、
「在御文書方」
初雪のつもれる庭にあとつけぬ
こゝろハおもひやるかひもなし 龍伯
(「薩藩旧記雑録 後編」2-699)
義久の和歌はちょっと皮肉っぽいかな?
「義久君上京日記」該当箇所こちら
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