拙HP「戦国島津女系図」の別館…のはず
yahoo!で紹介されていたので見に行った。
上田定緒コレクション 江戸時代の物価換算表
こちらで紹介されているのは料金表のみだが、実際の所は物価の現代価格換算というのはなかなか難しい物があると思う。物の価値というのも時代で変動しますからね。参考程度までに。
にしても「いい仕事してますね~」ヾ(^^;)楽長次郎の茶碗が1000万円単位で取り引きされているというのはやっぱり昔もそうだったのかー、と。でも今もそれくらいで取り引きされていると思うから、実は数百年の時を隔ててもあんまりインフレしてない物の一つかも?
意外に高いと思ったのが「本」新刊本は4950円ぐらいと言う事ですから、現代では大学の先生の専門書ぐらいの値段かと。江戸時代にはけっこう貸本屋が流行ったという話も聞いたことがあるが、ナルホド納得。
旅行では宿(たぶん旅籠かな?)の1泊2食付き4000円強というのは安いかな。でもよく考えれば旅籠は相部屋だったのだった。現在でもユースホステルとかドミトリーはこれくらいだし、こんなもんか。
ビックリしたのは食べ物類。現在よりかなり高いと思いませんか。豆腐は1丁で880円ぐらいしたとか(○。○)意外に安いと思ったのはお菓子で、大福1個66円也。まあ大きさが今より小さいとか甘さが殆どない(=砂糖ほとんど使ってない)かも知れませんが…。
興味深いのが「女の身売り代」。娘の身売りは330万円、妻の身売りは528万円。これって、何かいろいろ考えてしまうんですが…ヾ(--;) 一方で、大奥の上臈御年寄がせしめる賄賂は6600万円/年。うーむ。
トータルで見ると、江戸時代は現在より(意外にも)総じて物価が高く、一般庶民が生活するのは今よりかなりきつかったように思います。
ソレデモエドジダイハスバラシイジダイトオモイマスカ?
おまけ
上田定緒(うえだ・ていお)氏というのは、在野の風俗史(服飾史)研究家のようだが、師匠は画家の吉川観方氏らしい。吉川氏の本、古本で買ったことがある。
上田定緒コレクション 江戸時代の物価換算表
こちらで紹介されているのは料金表のみだが、実際の所は物価の現代価格換算というのはなかなか難しい物があると思う。物の価値というのも時代で変動しますからね。参考程度までに。
にしても「いい仕事してますね~」ヾ(^^;)楽長次郎の茶碗が1000万円単位で取り引きされているというのはやっぱり昔もそうだったのかー、と。でも今もそれくらいで取り引きされていると思うから、実は数百年の時を隔ててもあんまりインフレしてない物の一つかも?
意外に高いと思ったのが「本」新刊本は4950円ぐらいと言う事ですから、現代では大学の先生の専門書ぐらいの値段かと。江戸時代にはけっこう貸本屋が流行ったという話も聞いたことがあるが、ナルホド納得。
旅行では宿(たぶん旅籠かな?)の1泊2食付き4000円強というのは安いかな。でもよく考えれば旅籠は相部屋だったのだった。現在でもユースホステルとかドミトリーはこれくらいだし、こんなもんか。
ビックリしたのは食べ物類。現在よりかなり高いと思いませんか。豆腐は1丁で880円ぐらいしたとか(○。○)意外に安いと思ったのはお菓子で、大福1個66円也。まあ大きさが今より小さいとか甘さが殆どない(=砂糖ほとんど使ってない)かも知れませんが…。
興味深いのが「女の身売り代」。娘の身売りは330万円、妻の身売りは528万円。これって、何かいろいろ考えてしまうんですが…ヾ(--;) 一方で、大奥の上臈御年寄がせしめる賄賂は6600万円/年。うーむ。
トータルで見ると、江戸時代は現在より(意外にも)総じて物価が高く、一般庶民が生活するのは今よりかなりきつかったように思います。
ソレデモエドジダイハスバラシイジダイトオモイマスカ?
おまけ
上田定緒(うえだ・ていお)氏というのは、在野の風俗史(服飾史)研究家のようだが、師匠は画家の吉川観方氏らしい。吉川氏の本、古本で買ったことがある。
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