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拙HP「戦国島津女系図」の別館…のはず
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勘三郎があんな若くで死んでしまうとは思わなかった…
追悼番組を片っ端から観ているが、穴がふさがらない…そんな熱心なファンではなかったと思ってたんだけどな。


さて
昨年話題になったNHKの朝の連ドラ『カーネーション』はいまだ記憶に新しい人が多いんではないかと思う。
ファッションデザイナー・コシノ3姉妹の母である小篠綾子の一生をネタにしたドラマであった。

さて、この元ネタになったと思われる本を入手して読んでみた。『カーネーション』本放送中は、図書館でも何ヶ月も待たないと借りられなかったんだよね。

で、この本の最初の部分に、気になる記述を見つけてしまったのである。

そんな家々の婚礼は、豪華を極めた物であった。
例えば隅谷家(※主人公・小篠綾子の母の実家)の場合、慶応年間に生きた当主・小次郎は”梯子に上って火を付けなければならないほどの大きな灯籠がある”大阪長柄の尾上家から、次の当主・小三郎は”豪華な駕籠に乗り、京都御所の近くの屋敷からお輿入れしてきた”京都お花畠の吉川家から、それぞれ嫁を迎えている。その小三郎の息子・小一郎が、綾子の祖父に当たる。
(上掲書p.16)

気になるのはこの箇所

京都御所の近くの屋敷からお輿入れしてきた”京都お花畠の吉川家

これが何で気になるかというと、幕末の京都において、大河ドラマ『篤姫』で有名になった小松帯刀が近衞家から屋敷を給わり別邸としていたのだが、それを「御花畑(御花畠)」とよんでいた…と言う話を桐野作人氏のブログ「膏肓記」で紹介されていたのを覚えていたのである。 →参考     
 

さて、小篠綾子の母方ご先祖は近衞家の関係者なのか?それとも単なる偶然なのか?

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御花畠
その朝ドラは全然観たことがなかったので知りませんでした。
とても興味深い記事ですね。
御花畠(あるいは御花畑)は、私が小松帯刀邸の場所だと指摘した室町頭(室町頭丁)のほか、京都御所内の御花畠(凝華洞)や下京区花畑町もあります。
さすがに凝華洞には居宅はないと思われますので、小松邸のあった御花畠か、下京区花畑町でしょうかね? 前者なら小松邸のあった御花畑の明治以降の住人(の一人)ということでしょうか?
吉川って毛利分家じゃないでしょうしね。読みも「きっかわ」なのか「よしかわ」なのか?
とにかく面白いです。
桐野 2012/12/10(Mon)17:05:16 編集
おはな畑
桐野さんこんばんは。

>御花畠(あるいは御花畑)は、私が小松帯刀邸の場所だと指摘した室町頭(室町頭丁)のほか、京都御所内の御花畠(凝華洞)や下京区花畑町もあります。
不覚にも、「おはなばたけ」が合計3つもあるとは存じませんでした。ご指摘ありがとうございます。

なお、吉川家から嫁を迎えた時期は明記されてませんが、小篠綾子氏が1913年(大正2年)生まれと言うことはその曾祖父・小三郎は江戸末期の生まれの可能性もあるかと思います。となると、下京区になるのでしょうか。でも下京区となると「御所の近く」と言えるのかどうか。
この件に関する記述は引用した分がすべてなので、謎は深まるばかりです。

蛇足ながら、このご先祖に関するお話は直接ストーリーに関係ないためか、さくっと削除されていました。
ばんない 2012/12/10(Mon)23:49:30 編集
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