拙HP「戦国島津女系図」の別館…のはず
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表題のシリーズには興味があるのだが、なかなか読めず、今回借りた『永田鉄山』が初めて。
…今田さんやってなかったら、わざわざこの人から入手しなかったと思う(^^;)たぶん他の人のを入手していたと
さて
巻末に今後のラインアップがのっていたのだがなかなか興味深い。
・卑弥呼をあの古田武彦氏が担当しているらしい。ちなみにまだ未刊。更にちなみに、タイトルは「俾弥呼」。ついでに「ひみこ」と呼ばず「ひみか」と言うそうだ。それにしても古田氏まだ生きてたのかヾ(--;)
・斉明天皇、天武天皇、持統天皇はラインアップされているが、天智天皇(斉明の息子、天武の兄、持統の父)は入っていなかった
・同様に藤原鎌足はラインアップされてなかったが息子の藤原不比等はラインアップされていた(ちなみに担当予定は荒木敏夫氏)。私の記憶では最初の不比等の評伝は朝日選書の上田正昭氏による物だが、その後書きには「父に比べて無名」とされていた。それが今では朝日選書版、人物叢書版(ちなみに著者は高島正人氏),それにこのミネルヴァ版も出るとは。隔世の感。なお私は朝日選書も人物叢書も持ってたりするかくれ不比等マニアかも知れないヾ(^^;)
・私の高校時代の恩師が担当する物がある(○。○) ※ちなみにどれかはないしょw
・島津義久/義弘がラインアップされていた 義弘の伝記は山ほど出ているが評伝ではなく小説レベルだし、有名な『島津義弘の賭け』は義弘前半生がどうでもいいレベルだしヾ(^^;)、義久に関しては既に桐野作人氏『島津義久』があるが、これも体裁は小説。つまり今回のミネルヴァは義久/義弘の評伝としては史上初めての物かも知れない。ちなみに担当予定は福島金治氏。期待して待ちます。
・西郷隆盛がラインアップされてなかった… ※ちなみに大久保利通はあり。大山巌は無し。
・何と石原莞爾がラインアップされていた⊂(。Д。⊂⌒`つ ちなみに担当は『キメラ―満洲国の肖像』の著者でもある山室信一氏なので莞爾マニアにはかなりきつい内容になることが予想されます。個人的には『石原莞爾―生涯とその時代』が既にあるのでこれ必要あるのかなという気もヾ(--;)
・北垣国道、田辺朔郎という地味な人物がラインアップされているのは、ミネルヴァが京都の会社だからでしょう。
・現代編を見ると竹下登とか美空ひばりとか最近生きてた人も一杯いる。この人等ももう歴史の向こうの人なのね。同時代人としては(^^;)ショック。
総じて見ると古代、中世が意外に少なくて近現代の人物が非常に多い印象です。
よく比較される老舗シリーズ「人物叢書」(吉川弘文館)と比較すると面白いかも。
表題のシリーズには興味があるのだが、なかなか読めず、今回借りた『永田鉄山』が初めて。
…今田さんやってなかったら、わざわざこの人から入手しなかったと思う(^^;)たぶん他の人のを入手していたと
さて
巻末に今後のラインアップがのっていたのだがなかなか興味深い。
・卑弥呼をあの古田武彦氏が担当しているらしい。ちなみにまだ未刊。更にちなみに、タイトルは「俾弥呼」。ついでに「ひみこ」と呼ばず「ひみか」と言うそうだ。それにしても古田氏まだ生きてたのかヾ(--;)
・斉明天皇、天武天皇、持統天皇はラインアップされているが、天智天皇(斉明の息子、天武の兄、持統の父)は入っていなかった
・同様に藤原鎌足はラインアップされてなかったが息子の藤原不比等はラインアップされていた(ちなみに担当予定は荒木敏夫氏)。私の記憶では最初の不比等の評伝は朝日選書の上田正昭氏による物だが、その後書きには「父に比べて無名」とされていた。それが今では朝日選書版、人物叢書版(ちなみに著者は高島正人氏),それにこのミネルヴァ版も出るとは。隔世の感。なお私は朝日選書も人物叢書も持ってたりするかくれ不比等マニアかも知れないヾ(^^;)
・私の高校時代の恩師が担当する物がある(○。○) ※ちなみにどれかはないしょw
・島津義久/義弘がラインアップされていた 義弘の伝記は山ほど出ているが評伝ではなく小説レベルだし、有名な『島津義弘の賭け』は義弘前半生がどうでもいいレベルだしヾ(^^;)、義久に関しては既に桐野作人氏『島津義久』があるが、これも体裁は小説。つまり今回のミネルヴァは義久/義弘の評伝としては史上初めての物かも知れない。ちなみに担当予定は福島金治氏。期待して待ちます。
・西郷隆盛がラインアップされてなかった… ※ちなみに大久保利通はあり。大山巌は無し。
・何と石原莞爾がラインアップされていた⊂(。Д。⊂⌒`つ ちなみに担当は『キメラ―満洲国の肖像』の著者でもある山室信一氏なので莞爾マニアにはかなりきつい内容になることが予想されます。個人的には『石原莞爾―生涯とその時代』が既にあるのでこれ必要あるのかなという気もヾ(--;)
・北垣国道、田辺朔郎という地味な人物がラインアップされているのは、ミネルヴァが京都の会社だからでしょう。
・現代編を見ると竹下登とか美空ひばりとか最近生きてた人も一杯いる。この人等ももう歴史の向こうの人なのね。同時代人としては(^^;)ショック。
総じて見ると古代、中世が意外に少なくて近現代の人物が非常に多い印象です。
よく比較される老舗シリーズ「人物叢書」(吉川弘文館)と比較すると面白いかも。
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