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拙HP「戦国島津女系図」の別館…のはず
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以前、島津重豪の側室で島津斉宣の母であったお千万の方についていろいろ書いたことがある  

このときに

おまけ2
堤家の菩提寺は松林院
京都には何カ所かありますが、これが伏見の松林院だとすると、薩摩藩御用達・寺田屋の菩提寺であります。ますます腐れ縁?ヾ(^^;)

とも書いていたのだが、結局どこだか分からずじまい…
そして数年の月日が流れ…

検索中に偶然見つけてしまったい_(。_゜)/
松林院を塔頭に持っていた清浄華院が公式HPを作っていた(^^;)
沿革など結構詳しく書いてあるようだ
  • 貴族たちが帰依した阿弥陀堂(旧松林院)
 

 阿弥陀如来を安置するお堂。阿弥陀堂は現在のつきかげ苑の位置に南向きにありましたが、平成になって取り壊したため、塔頭・松林院の本堂を改築して阿弥陀堂としました。
 ご本尊の阿弥陀如来坐像は松林院のご本尊だったものがそのままお祀りされています。平安時代風の優美なお像です。

 松林院は後伏見天皇の皇孫で当院八世となった敬法上人が創建した由緒ある塔頭で、江戸時代は勅願所として別院の扱いを受けていました。皇族やお公家さんの檀家が多く、桃園天皇御母の開明門院の御尊牌や、万里小路家、山科家、姉小路家など諸家のお位牌を現在も安置しています。

 幕末には会津藩主京都守護職を務めた松平容保公が半年ほど逗留しています。文久3年(1863)八月十八日の政変以後、孝明天皇に御所近くにいるように命じられた容保公は、文久3年12月から翌年5月まで松林院に逗留しました。この間に新選組近藤勇らが容保公に呼び出されたという記録もありますので、新選組の隊士らも清浄華院の門を潜ったことがあったようです。

 現在の建物は大正天皇御大典の際に二条城に建てられた饗応所(大廊下)を宮内省より下賜され、その部材を使って建てられています。
http://jozan.jp/index.php?garan

なるほど、松林院という名前が残ってなかったのはこれが理由のようだ。
そして本題のお千万の方の墓へ
  • 天璋院篤姫の曾祖母の供養塔 智満姫供養塔
 

 智満姫(お千万の方・春光院)は公家の堤公長の娘で、薩摩藩8代藩主・島津重豪の側室となった人物です。
 智満姫は重豪との間に9代藩主となる島津斉宣をもうけます。そして斉宣七男の島津忠剛が今泉島津家へ養子入りし、幸と結婚して生まれたのが天璋院篤姫です。
 つまり、智満姫は天璋院篤姫の曾祖母に当たります。

 この宝篋印塔は、智満姫こと春光院の供養塔と伝えられているものです。残念ながら銘文は剥落して残っていませんが、本山の記録や堤家の伝承によると、智満姫の実家・堤家の菩提寺が清浄華院の塔頭・松林院であったことから、島津家より智満姫の供養塔として寄進されたものと伝えられています。
 
 智満姫が嫁いだ島津重豪のもとには、後室として甘露寺矩長の娘・綾姫も嫁いでいます。甘露寺家も松林院の檀家であり、松林院には綾姫(玉貌院)の位牌も大切に祀られています。

 当時の大名家は朝廷や皇室の権威にあやかるため、公家衆より競って妻を迎えました。公家衆の女性には実家の信仰を嫁ぎ先へ持ち込む習慣がありましたので、そうした関係で清浄華院も大名家と縁を結んでいます。薩摩島津家(薩摩藩)阿波蜂須賀家(徳島藩)秋月黒田家(秋月藩)などがその代表です。
http://jozan.jp/index.php?keidai

いきなり『篤姫』便乗ネタで押してきたか_| ̄|○
ていうかそのネタ使うなら、なんでも篤姫に関連づけられるぞ、意外に斉宣子だくさんだし(*´д`)
しかし、最後の節が引っかかるなあ

当時の大名家は朝廷や皇室の権威にあやかるため、公家衆より競って妻を迎えました

重豪とお千万の方の関係って言うのは…事故みたいな物じゃないかと(ヲイ)
 

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面白いですね
ばんないさん
面白い記事でした。
清浄華院は何度か行ったことあります。山科言継や姉小路公知の墓などを訪ねました。お千万の方の墓も訪ねてみたいと思います。
桐野 2012/07/19(Thu)18:15:27 編集
清浄華院
桐野様コメントありがとうございます。

清浄華院はお公家さんのお墓が多いのでまさかとは思っていたのですが、やっぱりそのまさかでした。こんな事なら京都に住んでいたときに墓参りしておけば良かったです。
お千万の方はかなりマイナーな人物だと思うのですが、こうやって公式HPに大々的に取り上げてもらったのも『篤姫』様々という事でしょう。

実家に供養塔(墓)を作ってもらったというのも、島津家の正室+側室としてはかなり珍しい例なのではないかと思います。
ばんない 2012/07/19(Thu)21:37:17 編集
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