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拙HP「戦国島津女系図」の別館…のはず
当該ニュースはこちら参照
昭和天皇独白録に3千万円 NY、高須氏が落札日本経済新聞
「昭和天皇独白録」落札者は高須クリニック院長高須克弥氏 皇室に提供の意向産経新聞
落札額などが詳しい日テレNewsの記事を参考に引用しておく
昭和天皇が太平洋戦争に至る経緯などについて側近に語った回想録「昭和天皇独白録」の原本が6日、アメリカ・ニューヨークで競売にかけられ、約3000万円で落札された。落札したのは美容外科医の高須克弥氏だという。

「昭和天皇独白録」は、昭和天皇が太平洋戦争に至るまでの経緯などについて語ったものを側近だった外交官・寺崎英成氏が記録した文書。「独白録」は90年代に出版されたが、オークションの主催会社によると寺崎氏の妻がアメリカに持ち帰った原本を孫が出品したという。

オークション担当者「これは、昭和天皇の考えが書き留められた唯一のもの」「日本にあるべきものなので、日本が買い戻してくれることを期待している」

日本円で約720万円から始まった入札はすぐに値を上げ、最終価格は手数料込みで約3080万円となった。主催会社は美容外科医の高須克弥氏が落札したと発表。高須氏はツイッターなどで「皇室に返す」としている。
 高須院長「昭和天皇独白録」を3000万円で落札高須克弥氏は、ツイッターで「皇室に返す」東洋経済オンライン(日テレNews)

さすがyes!はお金持ちだなあ!…というのはおいといて(^^;)
3080万円とは予想以上に高値に上がったなあ、と言うのが感想です。と言うかスタート価格の720万円もなかなかの強気価格かなと感じました。

と言うのも、この史料自体は未確認史料ではなく
既に公開されて、誰でも容易にその内容を見ることができる物だからです。
『昭和天皇独白録』は1991年に文藝春秋社から出版され、当時は「天皇の戦犯問題に関わる新資料か?!」とセンセーショナルに報道されました。
実はこの出版に関しては、裏で金銭がらみのどろどろした問題があったことを、伊藤隆氏が証言しています。(拙ブログのこちら参照)
この史料の元所蔵者であったマリコ・テラサキ・ミラー氏はNHKでドラマ化もされた柳田邦男の小説『マリコ』の元ネタになった人物でもあります。この史料の作成者とされる寺崎英成氏の一人娘でしたが、戦後まもなくアメリカでの教育を希望し、母と共に渡米。その直後に寺崎氏が死去し、死に目にはあえなかったとか聞いたことがあります。『マリコ』がNHKでドラマ化され放送されたときにインタビューに出ていたのを覚えていますが、すっかりアメリカ人になって、日本語は読み書きとも全くできなくなっていたのが印象に残っています。
但し、敗戦後のぼろぼろの日本から当時世界トップのアメリカでの生活を選んだマリコさんではありましたが、どうもその後は余り恵まれた生活ではなかったようで、1990年に『昭和天皇独白録』を伊藤氏に持ち込んだのも金銭になるものかどうか確認するためだったようです。

今年オークションに原本が出品されたのも、2016年にマリコ氏が死去し、息子が生活のたしにするために出品したものかと推測されます。
それにしても3000万円は予想外のかなりの臨時収入になったんじゃないかと。

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