拙HP「戦国島津女系図」の別館…のはず
1998年にNHKで放送された大河ドラマです
が、この年は多忙でほとんど見られず。最終回は何とか見て投げやりなラストに「( ゚ Д゚)ポカーン」とした記憶はありますがヾ(--;)
全話マスターテープが残っているのが確実であるにもかかわらず、なぜかビデオ化もDVD化もされず、NHKアーカイブスでも見られないらしい…
が!2010年の暮れからCS「時代劇専門チャンネル」で全話再放送決定!
ということで拝見させて頂きました。
本放送時にはかなり低視聴率(それでも平均視聴率は21%あったらしい)が話題になっていた記憶がありますが、実際に見た感想は
が、この年は多忙でほとんど見られず。最終回は何とか見て投げやりなラストに「( ゚ Д゚)ポカーン」とした記憶はありますがヾ(--;)
全話マスターテープが残っているのが確実であるにもかかわらず、なぜかビデオ化もDVD化もされず、NHKアーカイブスでも見られないらしい…
が!2010年の暮れからCS「時代劇専門チャンネル」で全話再放送決定!
ということで拝見させて頂きました。
本放送時にはかなり低視聴率(それでも平均視聴率は21%あったらしい)が話題になっていた記憶がありますが、実際に見た感想は
・藤岡拓也演じる謎の浪人とか、オリジナルキャラがかなりいっぱい出る わりには その後のドラマの展開を左右するわけでもなく、主人公に絡んでくるわけでもなく訳わからんヽ(`Д´)ノ
・特に1話~2話まで慶喜の幼なじみ?として華々しく登場するも、突然消滅、25話当たりになって何故か京の芸妓となって突如再登場するも、やはりドラマの展開を左右することなく、最後は上野の彰義隊と一緒に死んでしまった…と台詞でさらっと触れられただけという“さくら”というオリキャラ いったい脚本家はこのキャラ使って何がしたかったんでしょうか?かなり拍子抜け。
・前半10回ぐらいまではそのオリジナルキャラが新婚ほやほやなのに別の女と駆け落ちするとかなどなど、どうでもいい話ばかりが満載です …そりゃ低視聴率にもなるわ…
・しかもこのどうでもいい駆け落ち劇を演じているのが 夫:藤木直人(但しこの時デビュー直後だったらしいが) 妻:水野真紀 愛人:一色紗英 という豪華メンバー。というか出演料の無駄遣い
・杉良太郎演じる井伊直弼が出てくる辺りでようやく話が引き締まってきました(ほっ) 杉良の井伊大老は大河ドラマの中では屈指の出来に入るんじゃないだろうか?「正義の味方・遠山の金さん」が超悪役の井伊大老やるというギャップが面白い。
・質実剛健(実は主人公・慶喜の父である徳川斉昭の散財で貧乏のため)御三家とは思えない貧相な衣裳の水戸藩の人々、裕福な上級武家の一橋家の人々、幕府の威厳を見せたいために逆にくどい衣裳の大奥の女達、和宮に代表される皇室の人々、上級公家の鷹司家の人々、粋でいなせな新門辰五郎一家に代表される江戸の町の人々、それらの特徴を衣裳で見事に表したのはすごいです。このドラマ、衣裳が見所です。特に大原麗子の粋な縞模様の着物の数々は見所です。有馬稲子演じる鷹司清子の衣裳も余り時代劇では見られない上級公家女性の衣裳で興味深いです。もっクン束帯がめちゃくちゃ似合ってます。
・小御所と二条城書院をセットであそこまで表現した努力はすごいです
・その分ロケが(以下自粛) 蛤御門の変や天狗党の乱なんて、スタジオで、そのうえスモーク炊いてごまかして、セットすら無い(○。○)
・しかし、その貧相さを本木雅弘演じる慶喜を初めとする俳優の演技力でカバー、妙に緊迫感がある画像になったのはさすが
・武家連中が官名で呼び合っているのがよいです。オープニングのキャスト一覧も役名は官名付きで表示されています それに比べて最近の大河なんて平気で諱でみんな呼び捨て…_| ̄|○
・どこぞで見たことがあるのですが「デブだったら誰でも西郷やっていいってわけないだろヽ(`Д´)ノ」と言われてしまった渡辺徹の西郷隆盛…確かに同意ヾ(^^;)
・しかしもっと違和感があったのは島津斉彬・久光兄弟。江守徹の久光はありと思うんですよ。でも立川三貴の斉彬は…ちょっと貧相だったかなヾ(^^;)
・篤姫(天璋院)が超悪役。しかもそれをやっているのが深津絵里。何というギャップ。でも面白いけど。そしてたぶん2007年の大河のそれより、こっちの方がおそらく史実に近いと思われる…
・近藤勇:勝野洋、土方歳三:橋爪淳などなど端役に至るまで結構豪華布陣。しかし、近藤勇なんか2回ぐらいしか出てなかったような(汗)
・大原麗子のナレーションは賛否が分かれるところでしょう…私は正直ドラマの雰囲気とギャップがあって耳障りでした…
・1990年代の大河は大概初回と最終回は時間は延長していたのですが、この大河は最終回も通常通り45分間でした(○。○)…つまりそれだけ人気がなかった…ヾ(--;)
総評:大河としての節度は保っている作品なので、ご興味のある方はどうぞ。でも最初の10回ぐらいで挫折する人多そう(^^;)
・特に1話~2話まで慶喜の幼なじみ?として華々しく登場するも、突然消滅、25話当たりになって何故か京の芸妓となって突如再登場するも、やはりドラマの展開を左右することなく、最後は上野の彰義隊と一緒に死んでしまった…と台詞でさらっと触れられただけという“さくら”というオリキャラ いったい脚本家はこのキャラ使って何がしたかったんでしょうか?かなり拍子抜け。
・前半10回ぐらいまではそのオリジナルキャラが新婚ほやほやなのに別の女と駆け落ちするとかなどなど、どうでもいい話ばかりが満載です …そりゃ低視聴率にもなるわ…
・しかもこのどうでもいい駆け落ち劇を演じているのが 夫:藤木直人(但しこの時デビュー直後だったらしいが) 妻:水野真紀 愛人:一色紗英 という豪華メンバー。というか出演料の無駄遣い
・杉良太郎演じる井伊直弼が出てくる辺りでようやく話が引き締まってきました(ほっ) 杉良の井伊大老は大河ドラマの中では屈指の出来に入るんじゃないだろうか?「正義の味方・遠山の金さん」が超悪役の井伊大老やるというギャップが面白い。
・質実剛健(実は主人公・慶喜の父である徳川斉昭の散財で貧乏のため)御三家とは思えない貧相な衣裳の水戸藩の人々、裕福な上級武家の一橋家の人々、幕府の威厳を見せたいために逆にくどい衣裳の大奥の女達、和宮に代表される皇室の人々、上級公家の鷹司家の人々、粋でいなせな新門辰五郎一家に代表される江戸の町の人々、それらの特徴を衣裳で見事に表したのはすごいです。このドラマ、衣裳が見所です。特に大原麗子の粋な縞模様の着物の数々は見所です。有馬稲子演じる鷹司清子の衣裳も余り時代劇では見られない上級公家女性の衣裳で興味深いです。もっクン束帯がめちゃくちゃ似合ってます。
・小御所と二条城書院をセットであそこまで表現した努力はすごいです
・その分ロケが(以下自粛) 蛤御門の変や天狗党の乱なんて、スタジオで、そのうえスモーク炊いてごまかして、セットすら無い(○。○)
・しかし、その貧相さを本木雅弘演じる慶喜を初めとする俳優の演技力でカバー、妙に緊迫感がある画像になったのはさすが
・武家連中が官名で呼び合っているのがよいです。オープニングのキャスト一覧も役名は官名付きで表示されています それに比べて最近の大河なんて平気で諱でみんな呼び捨て…_| ̄|○
・どこぞで見たことがあるのですが「デブだったら誰でも西郷やっていいってわけないだろヽ(`Д´)ノ」と言われてしまった渡辺徹の西郷隆盛…確かに同意ヾ(^^;)
・しかしもっと違和感があったのは島津斉彬・久光兄弟。江守徹の久光はありと思うんですよ。でも立川三貴の斉彬は…ちょっと貧相だったかなヾ(^^;)
・篤姫(天璋院)が超悪役。しかもそれをやっているのが深津絵里。何というギャップ。でも面白いけど。そしてたぶん2007年の大河のそれより、こっちの方がおそらく史実に近いと思われる…
・近藤勇:勝野洋、土方歳三:橋爪淳などなど端役に至るまで結構豪華布陣。しかし、近藤勇なんか2回ぐらいしか出てなかったような(汗)
・大原麗子のナレーションは賛否が分かれるところでしょう…私は正直ドラマの雰囲気とギャップがあって耳障りでした…
・1990年代の大河は大概初回と最終回は時間は延長していたのですが、この大河は最終回も通常通り45分間でした(○。○)…つまりそれだけ人気がなかった…ヾ(--;)
総評:大河としての節度は保っている作品なので、ご興味のある方はどうぞ。でも最初の10回ぐらいで挫折する人多そう(^^;)
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