拙HP「戦国島津女系図」の別館…のはず
島津義久「いろは歌」11首~20首目「る~」です
次回は「な~ま」です。
前回も指摘しましたが、教訓めいた内容もあれば、歌学ぽい内容もあります。最初10首よりは教訓めいた内容の物が多いように感じました。瑠璃の壺不老あかたの薬さへ
すくれは後ハ毒のちゃう上
教をはそむかしかへしたらちねの
さためをきたる弓筆のあと
わたつミの底よりふかき心をも
よみあらハすや大和ことの葉
風のをと波のひゝきもこと/\に
こゝつくれはたゝ法の道
餘所にみてうらめしかりし老らくの
我いたゝきにつもるしら雪
たれも身は主人次第と打任せ
理たてを捨てつかへてもかな
連歌をはしハしか隙も忘るなよ
こと葉つゝきもこの道にあり
そのかミの名たゝる人も今の世の
人も五臓に六腑なりけり
つく/\と世のうき事をあんすれは
わかなす科の酬とそしる
ねたしとてさのミりんきの過ぬれは
妻にあかるゝはしめとをしれ
次回は「な~ま」です。
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