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拙HP「戦国島津女系図」の別館…のはず
以前コメントで紹介されていた『戦国時代和歌集』という本が図書館にあったのを偶然見つけ、借りてきました。

何かビニールポーチに入れて貸し出された(^^;)
取り出してみると、紙質がかなり悪く、紙がへろへろである。
巻末の発行年を見ると昭和18年。戦争まっただ中である。そりゃ紙もいいの使えません罠…
でも、実は今田さん関連で借りた昭和20年代前半の本よりは随分マシだったり_(。_゜)/

この本は有名な歌人・川田順が南北朝時代(当時は「吉野時代」と言われていた)、幕末の和歌の研究をした後に、「次は戦国時代だ!」…と出したものです。対象は応仁の乱~万治2年_(。_゜)/。戦国武将の辞世を集めてたら江戸時代も中期に掛かるころまでやらざるを得なかった様だ(^^;)
巻末の索引を見ると、一番多く収録されているのが豊臣秀吉(24首)、次が細川幽斎(20首)。島津義久の作は8首ですが、実はこれは武田信玄、伊達政宗らと並んで同率3位だったりします。

この8首のうち、現在まで拙ブログに未収録の物が1首ありました。今回紹介させて頂きます。


年の矢の早咲きそむる梅が香に千里残らず春は来にけり
元々の収録は「西藩野史」(11巻)。天正元年正月、大隅国早崎の陣中にて詠まれた物とのことです。大隅国早崎とは現在の鹿児島県垂水市海潟で、桜島と大隅半島の繋がっている部分になります。但し繋がったのは大正時代のことで、それまでは桜島とこの間には海峡がありました。ここに「早崎営」という出城が置かれ、要所である牛根城をめぐり島津氏と肝付氏との間で合戦が行われました。現在も国道220号線の改良工事がよく行われているようで交通の要所でもあり難所でもあります。

ところで「早崎」…「早咲き」…オヤジギャグかヾ(--;)

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