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拙HP「戦国島津女系図」の別館…のはず
今回は行きたいところが多くて迷いました。2回にわけて通おうとも思ったのですが、体力が落ちているのと都合が付かないのとで1週間に2回京都に行くのがどうしても無理!
…やむを得ず、今後暫く公開しなさそうなところに絞っていくことにしました。

今回訪問したのは
・大蓮寺
・西芳寺(非苔寺)
の2箇所。
両方共通常非公開の寺院ですが、平安時代の重文仏像を所有しているというお寺です。外見はそういう風には見えないのですがヾ(^^;)

大蓮寺は観光寺院ではないようですが、建物は近年改修(新築?)された物のようです。パンフレットもカラーでいい紙使っているし、歴代の住職がかなり商売上手なようで、予約したら実は随時見せてくれるお寺なのかも知れません。ここの重文は廃仏毀釈前に八坂神社(祇園社感神院)が持っていた十一面観音像と薬師如来像。薬師如来は周囲の事物も一通りそろっているが、それを納めるスペースが狭くてぎゅーぎゅーに苦しそう(^^;)十一面観音像は頭のてっぺんが鴨居に隠れて肝心の所が見えず!_| ̄|○

西方寺は東山通り(東大路通り)に面していて大きな本堂があるのが塀越しに見え、子供の頃から気になっていたのですが、完全非公開寺院で謎のお寺でした。今回初めて中を拝見することが出来ましたが、こんな大きな仏像があったとは…京都は奥が深い。平等院鳳凰堂の阿弥陀如来にも引けを取らない木像寄せ木造りの阿弥陀如来が納まっていました。ただこちらのお寺の方は大蓮寺と比べて全く商売っ気がないらしく、本堂の中に入ると結構ぼろぼろでした…壁側が物置と化していたのが哀しい…その中に埋もれるようにしてあった豊臣秀吉木像。ちょっと肖像画で知られている秀吉とは全然違う顔。猿は猿でもいかりや長介タイプ!ヾ(^^;)

この西方寺の向かいにあるお寺は実は当方実家の菩提寺だったりするんですが
一般的には「片岡仁左衛門の菩提寺」「幕末七卿落ちの一人・四条隆謌の菩提寺」として知られています今の今まで肝心の墓を見つけることが出来なかったので、今回は確認ついでに。
片岡仁左衛門の墓は綺麗に整備されてお世話されてました。最近墓石を新調されたようです(ちなみに一般の墓と同じ場所にあるので部外者の墓参は一言お寺の方に言ってからの方が無難でしょう)
四条隆謌の墓はネットで「駐車場の隅にある」と言うことでしたが…確かに駐車場の隅に押しのけられるようにして固められてました(○。○)…見ようによっては車止め状態で排気ガスまみれ。お世話されている様子もなく、これでいいのだろうか?もしかしたらお骨の方は東京の方に遷されている可能性が高いのではないかと思います。ちなみに四条隆謌の息子に嫁いだ糸子(徳川慶喜の娘)の墓もありました。こちらの墓は駐車場(本堂の裏、境内北東部)にありますので部外者でも見放題です。

おまけ
ご先祖の墓参りしたらすごくむかつくことがあって思わず墓石倒してこようかと思ったぐらい切れたが…まあ大人げないし、あの親戚と同レベルに落ちたくないので我慢しましたわ。

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