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拙HP「戦国島津女系図」の別館…のはず
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国立国会図書館から論文を取り寄せようとして検索したら、自分が卒論のネタに使おうとしたネタ(結局捨てた)で書かれた論文を偶然見つけた。がっくり_| ̄|○

以上、雑談終了(^^;)

さて表題、管見では「薩藩旧記雑録」には関係史料を見いだせなかった(見落としの可能性有り)。

しかし、昨年見に行った「細川家の至宝展」図録の掲載論文ではこう紹介されていた。

島津義久(一五三三~一六一一)に天正十六年八月(※に相伝した ばんない補足
(「古今伝授と細川幽斎-歌道に見る戦国のネットワーク」冨坂賢 p.301)

この年って、前年に豊臣秀吉の前に完膚無きまでに粉砕され、かなり悲惨な状況の年…だったように思うのだが。うーむ。

ちなみに図録論文がこの件に関して参照にした史料は不明。「綿考実録」あたりかなあ。


拙ブログ関連 こちら

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さて、この展覧会では細川家に伝わる古今伝授の資料も展示されていた。
…私は古今伝授とは「口頭試問みたいな物があって、その後免状をもらう」というような、現代の資格試験みたいな物を想像していたヾ(^^;)のだが、そんなものではなくて、ちょっとおどろおどろしい?物だったみたい。師匠から弟子に古今和歌集の講釈を行うという点はまあ現代に置き換えてもあり得る話だが、それを行うのが祭壇の前というのがかなり意外だった。

…義久もこの儀式やったんだろうな…


ところで、義久は近衛前久からも古今伝授を受けたという話がある(拙ブログ参照
何で古今伝授を2回も受けたんだろう?
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