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拙HP「戦国島津女系図」の別館…のはず
足利尊氏像の手首が盗まれる…菩提寺の京都・等持院

室町幕府の足利将軍家の菩提(ぼだい)寺、臨済宗等持(とうじ)院(京都市北区)に安置されている歴代将軍の木像2体から、左手首部分が盗まれていたことがわかった。北署は、窃盗事件として捜査している。

同署などによると、9月上旬、境内の霊光殿にある尊氏、義晴の各像の左手首部分がなくなっているのを寺の職員が見つけた。像はいずれも江戸時代初期の作とされ、文化財指定は受けていなかった。手首部分は取り外しが可能だという。

霊光殿には、一部を除く歴代将軍像と徳川家康像の計14体の木像を安置。午前8時〜午後5時に拝観できるが、柵やケースはなく、監視員や防犯カメラなども設置していなかった。

等持院は1341年に尊氏が創建。京都十刹(さつ)の筆頭に数えられたことで知られる。川勝承哲副住職は「悪質ないたずらだろうが、許されることではない」と話している。
(2008年10月4日 読売新聞)
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20081004-OYO1T00451.htm?from=main2

足利将軍の木像の手首など盗難 京都・等持院 府警、窃盗容疑で捜査
2008.10.4 01:44
左手首の部分が盗まれてなくなっている足利尊氏の木像=京都市北区左手首の部分が盗まれてなくなっている足利尊氏の木像=京都市北区

足利将軍家の菩提(ぼだい)寺として知られる臨済宗・等持院(京都市北区)で、江戸時代初期に造られた室町幕府歴代将軍の木像の手首部分や刀の柄(つか) が相次いで盗まれていたことが3日、わかった。京都府警は窃盗事件として捜査しており、同寺は「目的は分からないが、許せない行為」と憤慨している。

同寺などによると、境内の霊光殿で9月上旬、初代から15代まで並んで安置されている歴代将軍の木像のうち、尊氏像の左手首部分が取れてなくなっているのを関係者が発見。数日後には、13代義晴像の左手首部分も盗まれているのが確認された。

さらに3代義満や8代義政など5体の木像で、腰に差してある刀の柄(つか)がなくなっていることも判明。いずれも被害時期は不明だという。

霊光殿は参拝者が自由に出入りすることができ、将軍像はいずれも文化財指定を受けておらず、柵(さく)や保護ケースは設けられていない。尊氏と義晴の像 は、老朽化のため手首部分が外れやすくなっていたとみられており、府警は、参拝者が途切れたすきに持ち去られたとみている。

仏像などの文化財をめぐっては、盗品がネット上のオークションなどで売買されるケースもあるが、同寺の川勝承哲副住職は「うちではこんなことは初めて。お金になるようなものではないし、悪質ないたずらだ」と話している。

同寺は、14世紀中期に尊氏が禅僧の夢窓疎石を開山として創建。京都十刹の筆頭に数えられている。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081004/crm0810040148004-n1.htm
他関連ニュースこちら
木像のだけ入手して喜ぶようなマニアはさすがにいないと思いたい…じゃなければ、何か思想的な背景でもあるのだろうか。それとも単なる愉快犯か?

参考
幕末にも被害に遭っていた等持院の足利将軍木像(なるほど幕末)

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