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拙HP「戦国島津女系図」の別館…のはず
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石原莞爾ネタをやっていて、何故か一向宗の事も思い出す。というのも、莞爾が熱烈に信仰していた日蓮宗が一番非難していた…と言うより罵倒していたヾ(--;)のが浄土真宗こと一向宗なのである。
※なお、どこぞのサイトか本で見たのですが、現在の浄土真宗は「一向宗」と呼ばれることを痛く嫌っておられるようですのでご注意

この一向宗を嫌っていた人たちが他にもいた…そう、私が拙HP+当ブログでおいしくネタにさせて頂いている戦国島津氏の皆様である!ヾ(^^;)嫌った理由は諸説あって定説がないようだが…

そんななか、浄土真宗本願寺系(西本願寺派)のリーフレットを入手。
実は家人の宗派がこれで、先日家内に不幸がありまして…(をい) ※かくいうばんないの実家の宗派は日蓮宗(汗)
読んでみると興味深い。謹んで全文掲載してみます。
白骨のご文章(現代語訳)
さて、人間の寄る辺ない有様を心を静めて見つめれば、「およそはかないものとは、人がこの世に生を受けてから去っていくまでの始終終、幻のような一生である。だから、人が一万年の寿命を受けたとはいまだかつて聞いたことがない。一生は過ぎやすいものである。
末世の今に至っては、いったい誰が100年の姿形を保ち得ようか。私が先か人が先か、命の終わりを迎えるのは今日ともしれず、明日かも知れない。
先立たれる人、先立つ人、それは草木の根元の雫がしたたり落ちるよりも、葉先の露が散りゆくよりも多く、人の死の前後はうかがい知ることが出来ない」と先人は言っています。
ですから、朝には美しい生き生きとした顔をしていても、夕べには白骨と化してしまう身です。無常の風がさっと吹いたなら、二つの目は忽ちに閉じて、命の息は永遠に絶えてしまいます。
美しい顔も空しく変わり果て、桃李のような愛らしい姿も失われてしまったなら、親族達が集まって嘆き悲しんでも、もはや何の甲斐もありません。
いつまでもそうしてはいられないので、野に送って荼毘に付し、夜半の煙となりはてれば、ただ白骨だけが残るのみです。
あわれとはいっても、なお言い足りません。人間の儚いことと言えば、老いては死に、また若くても死ぬこの世ですから、どなたも早く浄土往生の一大事に真剣に心を向けて、阿弥陀仏にお従いして、お念仏を申すべきです
あなかしこあなかしこ


…これは島津忠良が嫌うのも分かるような気がする。だって最後の段落が現実逃避っぽく読めませんか?
そして、それゆえに環境の厳しい鹿児島藩の農民達がすがったというのも…

なお、ばんないの母方実家(鹿児島県民)もこの浄土真宗西本願寺派の檀家みたいです_(。_゜)/まあようするに明治維新後の廃仏毀釈後の浄土真宗の絨毯爆撃に感化されてしまった多数派カゴシマンと言うことで(^^;)

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