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拙HP「戦国島津女系図」の別館…のはず
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石見銀山遺跡の登録決定 国内14番目の世界遺産(06/28 14:27)

【クライストチャーチ(ニュージーランド)28日共同】ニュージーランドのクライストチャーチで開催されている国連教育科学文化機関(ユネスコ)の第31 回世界遺産委員会は28日、日本政府が推薦した「石見銀山遺跡とその文化的景観」(島根県大田市)を世界遺産(文化遺産)に登録することを決めた。

日本の世界遺産の登録は2005年の「知床」以来14件目、文化遺産では11件目となる。

石見銀山遺跡は島根県中部の大田市にあり、16世紀から20世紀まで銀の採掘、精錬が行われた鉱山跡や鉱山町、港と港町、街道から成る。銀は16、17世紀には外国にも輸出された。

5月のユネスコの諮問委員会の「登録延期」勧告を覆した。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/culture/34899.html
関連ニュース検索結果 こちら

何しろ日本国内でも知名度が低く、運が良ければ高校の歴史で出てくれば覚えている、いや
『信長の野望』で毛利家でプレイしないと覚えてないヾ(^^;)
かもしれない石見銀山遺跡。
実はスペイン・ポルトガルが日本にやってきたのはここが産出する銀が目当てだったのではという学説があるくらい、世界史にディープインパクトを与えていた遺跡なのです。
日本人にも印象が薄いだけあって、この存在意義はなかなか外国人には理解してもらえず、記事にもあったように「登録見送り」とも言われていましたが…

こういう地味な史跡が認められて、ホントに良かったです。

拙ブログ関連記事
世界遺産、まもなくです?

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2007年7月3日追記
石見銀山 世界遺産登録の舞台裏 欧州主導、アジア不利
 文化庁も驚かせる“意外な結果”だった。各国の専門家で構成するユネスコの諮問機関・国際記念物遺跡会議(イコモス)が、同遺跡について「登録延期」の勧告をしたのはわずか1カ月半前。勧告には「登録」「追加情報の提供」「登録延期」「不登録」の4段階があるが、下から2番目という低い評価に、「今回は無理かもしれない」と悲観的ムードが広がっていた。

(中略)

最大の関門はイコモスをどうやって説得するかだ。岩本課長は「アジア的な遺産はイコモスに過小評価されるおそれがある」と懸念を示す。

日本イコモス国内委員会関係者によれば「イコモスは世界遺産が始まる前から欧州で発足していたNGOで、欧州の主導権が強い現状がある」といい、今後は各候補地の魅力を訴えるだけでなく、アジア全体の遺産価値をアピールする取り組みが必要になりそうだ。(以下略)
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