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拙HP「戦国島津女系図」の別館…のはず
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上山先生結構この件でyahooにコラム書いてる
全部有料だけど_| ̄|○
でも前半だけでも結構面白い

県庁とは?知事とは?--兵庫県庁のできごとを読み解くヒント
上山信一慶應大学名誉教授、経営コンサルタント 8/5(月) 22:03
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/859e23f0fcfd53b6e3a5af994fd7dbf393524307
 兵庫県庁の事件は職員の自死との関連が指摘されるところ、ご遺族や関係者の心中を察すれば決して軽々に語れるテーマではない。しかし情報公開を旨とする県庁組織での出来事なのにあまりにも謎が多い。しかも確かなファクトがない中で断定調の報道が続いた。安易な報道が混乱を助長したことも否めず謎は深まるばかりだ。
 知事は本当にあのような露骨なおねだりをしたのか?県庁幹部がなぜあのような告発文を報道機関や議員に配布したのか?実力者の副知事はなぜ早々に辞めたのか?不明なことだらけだが、知事と県庁組織の双方に課題があることは間違いない。
 筆者は過去に東京都、大阪府、愛知県の3都府県の顧問のほか岩手県、長野県、青森県、茨城県、奈良県のほか新潟市、福岡市、北九州市、広島市、大阪市、堺市等で改革アドバイザーを務め、多くの知事や市長のそばで仕事をしてきた。また国家公務員と外資系経営コンサルタントの経験があり官民の200程度の組織の内情を見てきた。兵庫県庁や知事個人との接点はないが、県庁という”業界”の特徴やそこにおける知事の特殊な位置づけはある程度、客観的に語れる。
 そうした経験に照らし、兵庫県の事件は真相不明なものの知事や関係職員の個人的性格や人間関係のみに由来するものではなく、他県にも共通する構造要因があると考える。そこで今回は「県庁外の人がいきなり知事になった場合の県庁組織の動き」という文脈から本件を読み解くポイントを整理してみたい。
1.県庁組織の特性をよく理解しよう
〇ポイント1 知事は藩主か天皇のような存在。職員は組織ぐるみで支え、敬愛する
 東京、大阪は別として、おしなべて地方の県庁は江戸時代の藩のような封建組織である。知事は藩主、絶対的権力者で職員は完全服従を当然と考える。特に幹部は自ら進んでひたすら尽くす。これは老舗オーナー会社と社員の関係にも似ているが、急に外から来た知事に対しても組織をあげて尽くすという点はユニークだ。
 霞が関は違う。官僚たちは「大臣はころころ代わる存在」「自分たちは国民のために仕事をする」と心得る。もちろん、目の前の大臣には誠意をもって仕えるが内心は是々非々で冷静に付き合う。市町村も違う。基礎自治体では目の前の住民のニーズや苦情、陳情で忙しい。仕事の内容も水道や介護など専門性が高く、現場は市民第一主義もしくはプロの矜持で仕事をする。組織全体として首長の意向をいちいち確かめる気風はない。
 ところが県庁では組織全体が知事の意向を過剰に忖度する(土木、農林、医療福祉などでは中央省庁の縦割りカウンターパートの動向も気にするが)。そして知事を敬愛し尽くす。多くは知事も職員をわが子のように愛し大事にする。もともとOBも含めた「県庁一家」といわれる封建的な土壌がある。知事はその上に乗っかって天皇のような象徴的な存在、つまり君主になる。だからこの秩序が崩れると大変だ。組織は変調をきたし、アレルギー反応のような事象があちこちで起こる。
〇ポイント2 保守的な県庁では知事よりも実力派の副知事が司令塔になる
 封建組織においては藩主(知事)に万一のことがあってはならない。汚れ仕事は3、4人いる副知事のうち筆頭の事務系副知事が全部やる。議会対策、各会派との折衝、外郭団体への天下りを含む職員全体の人事、大玉の陳情処理など、全て彼がやる。彼(女性であることはほぼ皆無)は前任の知事の時代から長く組織を仕切り、清濁併せ飲むスーパー能吏である。
 だから新任の知事は筆頭副知事を頼りに仕事を始める。しかしそれが続くと職員も議員も重要案件は知事を差し置いて筆頭副知事に相談して処理するようになる。もちろんこれはあるべき姿ではない。さらに筆頭副知事が古狸の如く旧弊の温床となっている場合がある。知事が進める改革ーーたとえば天下りの見直し、各種団体や議員に紐づく補助金を減らすーーと言った場面で筆頭副知事は現状維持や面従腹背になりがちだ。多くの場合、「知事は過去の経緯をご存じない」「知事のお立場を傷つけるリスクがある」と前置きして「自分がやる」と引き取り、結局はうやむやにする。ややこしいのは、それでいて本気で「知事を守っている」という義侠心、使命感があるということだ。要は天動説に基づく筋金入りの保守である。だから知事が言い出す抜本改革案については、知事が「あきらめる」「気が変わる」「忘れる」のを待つ。それが県庁組織の伝統と秩序を守り、また敬愛する知事のためでもあると固く信じている。よって新知事は本気で改革を進めたければ、この善良で頑固な筆頭副知事を解任して人事を刷新する、つまり泣いて馬謖を切るしかない。
〇ポイント3 知事の知らないところに伏魔殿ができる
 知事が改革初期に人事を刷新しないとどうなるか。筆頭副知事をはじめ、取り巻き幹部たちが「知事のご意向」を錦の御旗にして良かれと思って全体を仕切る構造(いわゆる伏魔殿)ができあがる。ちなみに彼らは守旧派の陰謀とか権益保持という悪意を持っていない。旧弊踏襲が県庁の権威と知事を守ることにつながると本気で信じている(そもそも先例墨守が旧弊だと考えない。組織大事であまり住民のほうを向いていないという自覚もない。それでいて知事には尽くしたいと考える屈折した心理である)。やがて議員たちも知事に相談するよりも伏魔殿の職員たちと協議して物事を決めるようになる。
 一般職員も何事についても万事、お膳立てが整ってから知事に報告をする。知事には悪い話は上げずに調整済みの事項しか報告しなくなる。こうなると知事は独自のカラーを出したり改革を進めるのは難しくなる。
 ちなみに筆者が特別顧問として参加した大阪府の橋下改革(08-11年)では明白な伏魔殿は存在しなかった。それでも知事は就任から間もないうちに改革の趣旨にふさわしくない幹部を早々に降格させ、庁内に権力の所在は知事であることと及び改革の方向性をいち早く示した。
〇ポイント4 県庁職員はおしなべてナイーブな善人たちである
 わが国の公務員の多くはきわめてまじめな善人である。世のため人のために仕事をしたいという使命感の高さは世界一だろう。汚職もめったにないし、会って話せばナイスガイ(レディ)ばかりだ。
 だが特に県庁職員は企業人のように世間に揉まれ、鍛えられていない人が多い。官尊民卑の土壌の中、県内では無条件に「えらい」ので叱られることがない。唯一、怖い存在は議員だが県議会は国会に比べると荒れない。企業人のようにお客に怒られ、数字に追いまくられるストレスも少ない。他人と仲良く仕事をこなせば年功序列で肩書は昇進していく。
 ちなみに国家公務員は国会議員に叱咤され(パワハラを含め)、常にマスコミに叩かれるリスクを背負っている。市町村職員はしばしば理不尽な住民の応対(カスハラを含め)で苦労をする。だが県庁はそれも少ない。よって良くも悪くも純粋培養で純真なまま年齢を重ねる方が多い。
 そういう平穏無事な中で、いきなりマスコミに批判されたり、外から来た知事が過去を覆す新方針を打ち出すと組織全体は大きなショックを受ける。仮定の話だがたとえば知事が「君たちは世間では当たり前のことができていない」と職員を叱責したとする。それに対しては「ものすごく失敗をしてしまった、申し訳ない」と激しく落ち込む。あるいは逆に内心、はらわたが煮えくり返る思い、といった過剰な反応が想定される。要は職員は優秀だが世知にはうといナイーブな善人ぞろいである。知事による「叱責」や「パワハラ」があったとしたらそのショックは通常の組織以上に大きいだろう。
〇ポイント5 誰もが組織の内輪の論理にまかれてしまう。
 県庁はそういう「いい人たち」集団なのだが、同調圧力も極めて強い。「昔からこうなっている」「どこの部署もそうだ」という時代遅れの慣行が残りやすい。しかも企業のような競争に晒されないため見直す動きが起こらない。25年ほど前には各県庁の食糧費や裏金、カラ出張などの問題が一斉に明るみに出て批判された。違法なことは是正されたが社会的にはおかしな旧弊がややもすると県庁一家には残りがちだ(「警察」の不祥事も同じ)。
 今回の事件では公用のPCを私物のように考え、私的な目的で使っていた。私用のUSBを差し込むといった古さや甘さ(ITセキュリティ知識の浅さも)も明るみに出た。「みんなやっている」という現実の中で不適切行為が温存されやすい。終身雇用で中途採用も少ない同質社会だ。世間の常識からずれていると誰も気が付かない。やがて「県庁の常識は世間の非常識」と言われるようになる。
 一方で稀に外部からそれを指摘されると逆に違和感を覚える人も出てくる。たとえば何かの改革案を出されても反論や論破を考えず、いきなり人格否定されたかのように受け止め不本意に思う、あるいは悩む人が出てくる。兵庫県の場合、「知事のコミュニケーションが足りない」という指摘があるが、背景にはこうした組織の特性もあるのではないか。
2.改革派の知事が改革を進めるうえで必要なこと
さて、以上のべた特性を前提に外部からきた知事が改革を進めようとする場合、留意すべきポイントを挙げてみよう
〇ポイント6 情報公開を徹底する
 改革の最大の推進力は情報公開である。大阪市の関改革(05-07年)でも大阪府市の維新改革(08年~)でも各種団体への補助金から外郭団体の赤字、職員の再就職状況まで情報公開は徹底した。すると議会で与野党から質問が出るし、マスコミ取材も始まる。いい話も悪い話もどんどん出せばニュースになる。
 すると悪いニュースに対しては庁内で必ず是正の動きが始まり、それを邪魔する勢力(守旧派議員など)も動けなくなる。兵庫県の場合はどうだったろう。ネット情報を探る限り、あまり目新しい情報公開はされていない。もしも知事が組織内部でのトップダウンを改革の主軸に考えていたとしたら既存組織にとってはかなりの消耗戦(摩擦発生)になっていた可能性がある。あるいは知事も県庁も普段から情報公開につとめていたらプレスとももっと健全な信頼関係が築けていたのではないか。
○ポイント7  助っ人に中央官僚を借りてくる
 さて知事が改革を進めたいならば先述の伏魔殿グループと決別する。そして周りに「改革チーム」を作る必要があるがメンバーはちょっと若手のプロパー職員から抜擢するのがよい。見当たらない場合はどうするか。民間人の登用は失敗することが多い。役所には企業ではあり得ないルールや慣行が多々あり、それを学んでいるうちに議会答弁でしくじって野党に足をすくわれ、労組がらみ、議会守旧派がらみの怪文書やパワハラ・セクハラ告発で力をそがれる場合が多い。
 よって中央省庁から優秀な官僚に出向してきてもらうほうがよい(中央依存の批判は知りつつ)。県庁にはもともと中央省庁からの出向者が多数いる。財政、土木、健康福祉などの枢要な部局の長や副知事になっている場合も多い。彼らの中には改革マインドがある者もいる。人を介して各省庁からそういう人材を借りてくる。出向人材がいいのは地元の既得権益と接点がない点だ。補助金を減らす、貸し借りを清算するといった既得権益はがしの仕事も難なくこなし、国にかえっていく。また県庁職員の嫉妬の対象にならないので、足を引っ張られることもない。
 兵庫県の場合、こういう外部から参加するサポーターはいたのだろうか。知事選は総務省の先輩と後輩が戦う構図だった。また知事は維新の推薦も受けてたから純粋な自民系とはいえなかった。もしかして中央省庁が自民党に過度に忖度し、知事が望んでいた人材を出し惜しみしていたとしたら残念である。
〇ポイント8 第3者や外部識者を活用する
 改革には2種類ある。単にトップが「AからBに変えろ」といえばすむものとそうでないものがある。後者は既得権益や過去からのしがらみがある案件である。これらは見直せと知事が言ったところで組織はなかなか動かない。
 こういう場合はむしろ庁外の専門家を集めて課題を現状評価してもらう。専門家の立場、あるいは住民目線で見てもらうと多くの場合、今までのやり方では立ち行かない。新たな方策を考えるべきとなる。それが出てきたらトップは現場の原案と対比し「それぞれの長所短所を考え熟慮する」といったん引き取る。そのうえで最終判断をすれば丸く収まる。
 特に医療、建築、IT、環境など技術系の課題の場合は専門家が必須だ。その他のテーマでも第3者の顧問やアドバイザーに経営の視点や住民目線での課題の整理を頼み、彼らと現場部署の間で意見を戦わせる。その上で知事は判断を下すと丸く収まる。
〇ポイント9 刺し違えて改革を成し遂げるという方法
…この記事の無料部分は以上です
この上山先生の記事でものすごく賛同するのは「なんでブレーンを外部招聘しなかったんだ?」これ!
元彦の「ブレーン」はいわゆる“牛タン”と言われた…それは県庁の生え抜き、つまり内部の人間でした
他のコラムにも書いてあった記憶がありますが、この結果県庁内に前知事派と現知事派の対立が生じ今回の事件の原因になったと思われ
本当に残念で悔しいです

まだもう一個コラム書いてくれてるようなのでそっちも転載しておこう
つづく

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ここんところ元彦押しのレスばっかりペケッターに書いてる上山先生が
ついにyahooのコラムにも元彦押し記事を書いちゃったみたい
なお途中から有料記事のため、前半部しか読めない。(の割には結構長いが)

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/946f7ee1dc2d7af004e798d776739bf3d4be2bca
兵庫県の斎藤前知事はどこで間違えたのかーーなぜ改革に反対する勢力の謀略に負けたのか?
上山信一慶應大学名誉教授、経営コンサルタント 10/20(日) 12:18
 古来、政治の世界では讒言(ざんげん)や冤罪(えんざい)がつきものだった。中国では紀元前3世紀の屈原が、わが国では菅原道真公が有名な例だろう。韓流ドラマなどでも財閥の総帥に対し部下がライバルの裏切りを密告する讒言の話がある。だがさすがに21世紀の法治国家では讒言や冤罪で権力の座を追われる例はあまりない。
なぜなら、民主国家には根拠の不確かな讒言や密告を真に受け、部下を処罰や解任できる強力な独裁者はいない。また民主国家の政府には法律で情報公開が義務付けられ何事にもファクトやエビデンスが要求される。噂や密告を根拠に物事は動かせない。
 ところが昨今の兵庫県庁の文書事件(筆者は原文を読み、内容も文体も典型的な「怪文書」と確信した。よって以下「怪文書事件」とする)はそうでない。
 兵庫県庁では、まるで平安王朝のように現役の知事に対する讒言や冤罪が白昼堂々と行われ、全国にテレビ中継され、燃え盛る世論を恐れた議会によって知事はその地位を追われた(不信任決議)。この不思議で奇怪な事件の背景には一部議員や彼らにつながる既得権益勢力、さらに職員やOBなどによる斎藤前知事が進める改革への強い反発があったと思われる。
 筆者は自治体の行政改革の顧問として、大阪府・市の維新改革で橋下氏・松井氏と、東京都庁改革で小池氏と、そのほか関氏(大阪市、2005年-07年)、嘉田氏(滋賀県)、大村氏(愛知県)、篠田氏(新潟市)、中田氏(横浜市)など多くの改革派首長と仕事をしてきた。兵庫県の斎藤前知事とは面識すらなく兵庫県庁と仕事をしたこともない。しかし改革を迫られた県庁組織や一部議員のすさまじい抵抗や様々な手口を各地で多々見てきた。ネタ欲しさに守旧派勢力に加担するマスコミの醜態も見てきた。そうした経験に照らし、筆者は本件は令和の讒言、冤罪事件ではないかと考える。
 自治体改革の現場では改革に反対する勢力が必ず出現する。怪文書や偽情報による内部通報(多くは讒言)、マスコミへのリーク、反対派議員によるいやがらせの議会質問やマスコミによるその流布拡大なども日常茶飯事である。自治体の地方政治の現場はまじめに市民に尽くす公務員集団の陰で利権をめぐって何でもあり権力闘争が渦巻く汚い世界である。私自身も改革派首長の側近で仕事をすると根拠のない誹謗中傷にあうことが多々ある。だが多くの場合、怪文書はメディアでは紹介されない。裏どり(事実確認のこと)なしに記者は記事にできず、怪文書は調べてみたらほとんどが嘘だからだ(嘘や噂でしかないと分かっているので書き手も怪文書の体裁をとる、一種の文学である)。だから通常は怪文書は一般には流布されずに終わる。ところが今回は県庁がたかが怪文書の出どころを調査した。考えてみれば、斎藤前知事の失敗はそこに始まる。そんなものは放置しておけばよかった。それをクソ真面目に探求した結果、窮鼠が猫を噛むような事態を招いてしまったのではないか。
〇元局長の自死が事態を激変させた
 もちろん怪文書を公務員が匿名で書いて流布させる行為は不適切だ。しかし公務員は情報源のそばにいる。公務員が作成に関与したという噂はよそにもあった。だが県庁が怪文書の作成者を組織的に探索して処分までするというのは珍しい。たかが怪文書だからマスコミは紹介しないので実害がない。だから放置されるのが普通だ。ところが今回は県庁関係者以外の固有名詞があったため調査をしたという。その結果、作者がなんと公務員=元局長だと特定された。当該元局長は公用PCの私的利用のほか数々の不法行為をしていた。それらを理由に処分された。しかし処分された元局長は公益通報の訴えを行った。これは珍しい。そして原因は不明だが自死に至った。これも極めて異例である。出発点はごく普通の怪文書だった。その出来もあまりよくない。ところが今回は異例なことが3つ重なり、”たかが怪文書”が県議会やマスコミの耳目を集めた。
 さて議会には常に首長(知事や市町村長)に反対する勢力がいる。彼らからすると元局長の自死は知事の責任を追及する格好のチャンスである。知事あるいは部下の激しい追求のせいで自死したのではないか、公益通報制度の運用ミスがあったのではないかなど知事の責任を追及するのは当然である。怪文書の内容も知事批判だった。知事が自分を批判する部下を不当に扱ったのではないか。普段から様々なパワハラやおねだりがあったのではないか、と反知事勢力からすると格好の批判材料が続出した。そして書いた本人は自死された。真相は不明なまま、知事への批判の仮説だけが膨らんでいった。
〇斎藤前知事は大規模な県庁改革を進めていた
 兵庫県の斎藤前知事は抵抗勢力と戦いながら、前例のない規模の県庁改革を進めていた。
①1000億円の庁舎建設問題
前知事時代に1000億円をかけて県庁庁舎を建て替える案ができていた。斎藤前知事はそれを見直し反故にした。期待していた建設業界や彼らの支援を受ける一部議員、さらに業界に天下る予定の職員にとっては迷惑な話だっただろう。
②天下り規制問題
また兵庫県庁では外郭団体の役員などに就く職員退職者の年齢を65歳までと内規で決めていた。それが従来は無視され慣習的に延長されていた。斎藤前知事は2021年にそれを正常化すべく56人の退職を求めた。これは制度の適正化だが、幹部職員や退職者からは猛烈な心理的反発を招いたに違いない。経過措置を講じれば退職職員もほかの行き先を探すなどの余裕が持てたはずだが一気に是正しようとした。
③大学無償化問題、港湾関係
さらに斎藤前知事は県立大学の授業料無償化方針を打ち出したが、これは新たな財源を必要とする。そのねん出のために各種施設建設などを見直していた。これも建設需要をそぐ結果になる。抵抗を招いて当然だろう。さらに包括外部監査の報告に従って港湾関係の団体への資金の流し方も見直した。
 要するに斎藤前知事は今までの兵庫県ではあり得なかった規模の大改革を進めていた。個々の見直しの内容ややり方の是非は立場によって意見が違うだろう。だが必ずしも根回しを十分に行わなかった可能性があり、いささか拙速だった可能性がある。改革自体、そしてやり方について一部の議員や職員の不満が募っていったことは想像に難くない。それが元局長による怪文書、内部告発、さらに議会による百条委員会設置、知事の不信任決議と失職に至ったと考える。
〇一部の県議会議員による謀略?--百条委員会の設置と公開審議
さて、注目すべきは文書問題への県議会の対応だ。県議会は元局長が処分されると手回しよく県議会の調査特別委員会(百条委員会)を立ち上げ、なんと噂や伝聞の情報まで大量に集めた。しかもそれを精査や吟味、分析をすることもなく、速やかに丸ごとすべて公開した。これを見て私はすぐに「ああ、これは謀略だ。完全にプロの手口だ。マスコミを使って知事を辞めさせたい(政局)のだな」と感じた。
〇「マスコミを使う」とはどういうことか?
 議員は議場で質問をするが、公開審議の場でありマスコミが取材する。また議会の議事録や委員会の資料は原則、公開されるのでマスコミにとっては大事な情報源である。そして議員もそれを意識して議会で発言をする。つまり議員はマスコミを利用しようと考える。もちろんマスコミも特定会派の主張に偏ることがないよう通常は注意深く取材をする。ところが今回、マスコミは容易に反対派議員の主張に迎合同調してしまった。
 なぜか。
(1)マスコミは常に読者・視聴者にアピールする等身大の不祥事ネタを欲している(売り上げ、視聴率のため)
→元局長の自死、知事への抗議の姿勢は出発点で等身大の注目ネタだった。
→知事のパワハラ、おねだりの情報は権力者の等身大の不祥事で格好のネタである
(2)記者が自ら見つけた不祥事情報(ネタ)の場合には裏取り(ファクトとエビデンス)が必要だ。しかし公的機関である百条委員会が公開した内容であれば、たとえ匿名の伝聞情報であっても裏取りなしに報じても許される(公的機関が責任をもって発表したので仮に嘘の情報であってもマスコミの責任は免れる)。
→独自の取材の場合、知事から捏造と訴えられる可能性があるが、議会発のネタだから訴訟リスクは全くない。きわめて気楽に報道できる。
(3)民主主義国家の議会は情報公開を旨としている。マスコミは議会が設置した百条委員会が情報を公開する姿勢を求めている。百条委員会はいかなる内容でも情報を公開してマスコミから批判されることはないという”身の安全”が保障されている。
→マスコミと反対知事派議員の間には暗黙の相互利益の認識があった。反知事派議員は情報公開の原則という建前を武器に知事を攻撃できる材料をせっせとマスコミに提供した。マスコミも売り上げ、視聴率を稼げるネタとしてどんどん報道した。
〇議会が情報公開を濫用して未確認情報を拡散させる問題
以上を合わせると反知事派の議員が百条委員会を使って合法的に知事の信用を失墜させる方法が見えてくる。すなわち、
(1)百条委員会が県職員にアンケートで知事の不適切行為について回答させるが、その際には噂や伝聞を含んでもよいとあらかじめ明記しておく
→実際集まった情報の大多数は実際に見聞した情報ではなく「噂」「伝聞」だった。
(2)集まった結果は百条委員会として内容を精査することなく、即座に丸ごとマスコミに提供する。
→アンケートの原文は丸ごとすぐにHPで公開された
→「実際の見聞」の項目に書かれた文章の中にも「と聞いた」という表現が出ていたがそれらの精査もなく実際の見聞の数としてカウントされた
→知事を称賛するコメントも批判の見聞数としてカウントされ報道された
(3)マスコミ各社は先を争って(特落ちしないように急いで)裏どりなしで、権威ある議会が公表した情報として知事の不祥事を大々的に報道する
という段取りで実現する。
 昨今のマスコミはスタッフが手薄である。よって裏どりなしで書けるネタを切望している。視聴者は議会発、政府初の情報を疑うことなく鵜吞みする傾向がある。百条委員会で今回の手口を仕掛けた議員はなかなかの策士であり剛腕である。政府に騙されやすい一般市民と人手不足のマスコミ記者の習性、議会の情報公開原則を熟知したあざとい手法を展開した。
 県庁の組織であれば公務員はこのような雑な資料のまとめ方や公表はしない。しかし百条委員会は県庁ではなく議会の機関だ。議員で設置を決め、調査のやり方や情報公開のやり方も自分たちで決める。倫理意識と訓練を経て仕事をする公務員の常識には縛られない。よって雑な情報を雑なまま(しかしおそらく意図的に雑なまま)公開した。以上から筆者は百条委員会は一部議員が主導する謀略の一環として設置され、謀略に従って知事を貶めるための未確認情報を大量にマスコミに提供したと考える。
〇知事に対する冤罪と考える理由
 鳴り物入りで開かれた百条委員会だが、怪文書に記載された知事選での投票依頼、事業者からの物品受領、過度のパワハラなどの7項目はどれも真実だったと実証されていない。2人の県職員の自死と斎藤前知事の言動や判断との関連も全く不明である。公益通報の扱いについても、当初は典型的な匿名の怪文書の様式を備え外部に流布された。それが後に公益通報と位置づけが変えられたという経緯に照らせば、斎藤氏が直ちに知事を辞めなければならないほど深刻なミスを犯したとは言い難い(公益通報に変わった時点で調査は第三者に付すべきだったと筆者は考えるが)。
ならば百条委員会の目的は何だったのか。噂や伝聞を組織的に集め、議会の権威する文書であるかのように加工し、マスコミに報じさせ、知事の政治家としての信用を失墜させること、その一点にあったのではないか。
○斎藤前知事はどこで間違えたのか
 筆者は、斎藤氏の県政改革への信念や方向性は明確だし、多くの一般県民の賛同が得られるものだったと思う。知事は兵庫県が他府県よりも厳しい財政事情にあることを知り、出費を抜本的に見直していた。一方で若年層の支援など重点施策には予算を付けた。庁舎建て替えの見直し、県立大学の無償化、高校の設備改善、天下りの見直し、港湾事業の透明化などの改革方針は、おおよそ時代の流れに沿った合理的なものと思われる。
 だが当然、既得権益を失う人たちが出てくる。そして抵抗勢力は反対する。斎藤前知事自身もコロナ禍が終息して一気に展開するやり方で抵抗が増した可能性に言及していた。本来は、利害関係者の意見を広く収集し、丁寧なハンドリングをした上で実行すべきところが拙速に過ぎた可能性がある。
 私の見聞では、改革派の首長は1期目は地ならしに徹し、あまり大きな改革には手を付けない。そして2期目の選挙の際に公約で争点となるような大玉(例えば大阪市の場合の地下鉄民営化など)を掲げる。そして選挙で市民の理解を得たというお墨付きの元で本格改革に着手する。しかも、対立する勢力ともよく対話をする(最後は世論の支持をバックに押し切るのだが)。これが常道だ。しかし斎藤前知事は一気に事を進め、また利害関係者とのコミュニケーションが足りなかったのではないか。
 百条委員会が行った職員アンケートの回答内容はほとんどが伝聞、噂だったが、回答率自体は高かった。斎藤氏にはパワハラ的傾向があり、周りの職員とぎくしゃくしていたのかもしれない。そうした仕事のやりにくさや不満は、将来の改革に対する不安感とセットで知事と直接一緒に仕事をしない職員にも伝わっていた可能性がある。
以上を総合すると、斎藤前知事は、まじめな改革派知事だった。しかし反対派へのコミュニケーションがうまくなく必要以上の反発を招いた。またもしかしたら若干のパワハラ傾向があった可能性がある。そして放置しておけばよい怪文書に着目し、書き手探しをし、処分しその結果墓穴を掘ってしまった。改革は中身がよくてもやり方を間違えると失敗する。斎藤前知事が出直し選挙で勝てば、雨降って地が固まり改革は加速するかもしれないが議会との膠着が続くだけかもしれない。負ければ次の知事は混乱の是正と称し過去の県政に戻すだろう。だとしたら県政は堂々と改革を否定し、過去に逆戻りする。その場合、斎藤氏は皮肉なことに結果として改革を阻害した知事になるだけかもしれない。
〇前知事の出直し選挙への出馬は正当
斎藤氏は議会の不信任決議にもかかわらず次期知事選に出る見込みである。これについては筆者は賛成である。
 百条委員会の途中で議会は不信任案を決議したが、百条委員会の調査も第三者機関の調査も終わっていない。県政の停滞や混乱をこれ以上、放置できないから不信任という理屈はわかるが前知事は釈然としない。真相究明の途中での不信任決議というのは、裁判で証拠不十分のまま判決を出すようなものだからだ。
 だから斎藤前知事が出直し選挙に出馬し、県民から禊(みそ)ぎを受けたいと考えるのは当然だろう。しかも百条委員会では不祥事の審議が焦点であり、知事がどういう改革を目指し、なぜそれが議会や職員、特に退職者からの反発を招いたかなどを説明する機会はなかった(辞職した副知事は少し試みていた。庁内に「クーデター」を考える勢力がいた等の発言があった)。選挙戦を通じて改革の意図を説明したいだろう。
〇選挙戦での釈明と改革のアピール
 失職後の選挙戦では、前知事とはいえ、一個人として自由に発言できる。すべての候補者の主張をマスコミ各社も平等で扱うし、前知事の発言は注目を集める。兵庫県がどういう状態にあるのか、なぜ改革が必要か、どういう改革をしようとするのか、それがいかに重要か、など十二分にアピールできるだろう。
 また前知事の改革の一覧を選挙の争点に掲げると他の候補者も賛否の意見表示をせざるを得なくなる。今回の知事選挙は、前知事が出馬するだけで当初進めていた改革は頓挫しにくくなるだろう。また抵抗勢力の存在も県民に伝わるだろう。彼が選挙に出馬するというよりも「改革」が選挙で争点になればよい。斎藤前知事が不信任になったにもかかわらず出馬するというだけで関心は高まる。選挙の争点が政策や改革に集まれば選挙のレベルは上がる。県民全体にとってはメリットがある。
〇最後に残る謎
 今回は知事を失脚させようとする勢力の動き(手口)を私なりの視点から推理してみた。推理を裏付けるファクトやエビデンスは・・ない。だが筆者は多数の自治体でこれに似た見聞をしてきた。その経験に基づく推論を述べれば上記になった。百条委員会やマスコミの報じ方に対し何らかの違和感を覚える方の参考となれば幸いである。
 しかし、最後にどうしても残る謎は元局長の動機である。
疑問①そもそも局長の地位にまで上った幹部職員がなぜ怪文書(しかも噂を集めただけで決定的事実を書いていない)を作成して流布させたのか?
疑問②百条委員会で意見を述べるとされていたのになぜ自死されたのか?
疑問③百条委員会では元局長が公用PCに残したプライベートな文書を公開させる動きがあった。副知事の証言では公開されると困るような内容だったとのことだがそれと自死のつながりはあるのか?
…無料公開は以上です
なお、5ちゃんなどでは「上山は維新の回し者」的な話があり、実際に橋下氏とは今でも仲良いみたいですが(汗
どちらかというと立民よりとされる愛知県の大村知事や、滋賀県の嘉田知事(当時)の顧問を務めたという人物で
元彦が維新よりとか、吉村大阪府知事と仲良かったという点からひいきしてると見たら違うと考えます。

私はあの文書自体は陰謀というよりは
「県のコラムにもさんざん悪口(ととらえられても仕方ない批判)を書いていたのに
全く相手にしてもらえなかった(というよりたぶん鈍感な知事側が全く気が付かなかった)局長が
定年逃げ切りという防波堤に安心して、さらに匿名であの文書をあちこちに発した
(目的は調子に乗ってる知事一派をあわよくば懲らしめるため)」
んだと考えてますいまのところ
ところが“一般人”からその文書を入手した知事側が、まさかの追及をしてきた(さらに3段階降格など非常識レベルの報復までした)
これは非常にまずい知事側の大ミスだと思います

このミスに乗じた前知事派(というか県職員権益擁護派)が元彦を引きずりおろしてるんじゃないかと(今ここ)
しかも革新派とみられている稲村氏をおみこしにしているところが非常にやらしい。
私はネットで偶然見つけて、稲村氏に元彦に負けた金沢前知事がくっついているのを見つけてしまい「これは!」と思ったのだが
この話、大手のマスコミでは全く報じてませんしねえ…
選挙が始まって稲村氏の事務所に「必勝祈願金澤」とかいう大だんまくでも出た時点でようやく一般の人も気が付くのかしら
そうなったら遅いのだけど
服部副知事も、まだ新知事も決まってないのに「県庁舎建て替えるぞ~」ってあんた単なる留守番でしょ
何えらそうに知事のごとくふるまってるのじゃ これが兵庫県職員の本質なんでしょうなあ…呆

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20241018-2で挙げた11人衆のリンクの中で
元彦が論文書いていたらしく
検索したら

結構いろいろ寄稿してるじゃん!
…驚いたわ
https://ndlsearch.ndl.go.jp/search?cs=bib&display=panel&from=0&size=20&q-author=%22%E9%BD%8B%E8%97%A4%20%E5%85%83%E5%BD%A6%22
上のほうに出てきた英文学のほうは同名の別人だろうな
地方税に関する雑誌への寄稿が多い 今日カウンセリングの先生との雑談でも話したけど、この人の強みはコストカッターなんだと思う
順番に読んでみようかな。が、税金の論文は9割9分理解できない自信があるw

なお本人本日は但馬にお越しの模様
丹波は石川県議の手引きだと思うけど
但馬は誰が誘導員やねん

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薬飲んで3時間ほど寝たけど、あまり疲れ取れない
あとゴキブリに襲われる悲惨な夢を見た

ますます嫌なニュース
「出勤率4割」斎藤前知事の目標撤回? 兵庫県新庁舎の建設検討へ 服部副知事、再整備計画で方針示す
2024/10/19 05:30
https://www.kobe-np.co.jp/news/society/202410/0018245550.shtml
ペケッターでは早速炎上しとるなあ>服部副知事
確かに知事選終了後に決めたほうがいいだろ
ただし、これは元彦が辞める前からずっともめているようだ
「職員4割出勤」撤回要望 兵庫県会主要会派、新庁舎「防災拠点に」 特別委で意見表明
2024/8/21 19:00
https://www.kobe-np.co.jp/news/society/202408/0018032249.shtml
耐震性能不足の兵庫県庁舎と元町再整備 有識者委が初会合 都市計画の専門家ら参画
2024/8/2 17:42
https://www.kobe-np.co.jp/news/society/202408/0017960428.shtml

…窪田氏が予言したのが当たったということかね
やっぱりこれが「知事おろし」の遠因だったのかとか言われてるなーいわれてもしょうがない状態だが
まあ、週明けには知事ヤメロ電話以上の電凸の嵐かもね 知らんけど
まあ県職員は勝手に苦しんどけと(を

兵庫の衆院選候補者、7割が「斎藤県政を評価せず」 維新候補の大半は「ある程度評価」
10/19(土) 17:46配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7d5b6a340ccc197457bb6f690e1e190efafddfe
27日投開票の衆院選で、兵庫県内の主な候補者55人を対象にしたアンケートでは、斎藤元彦前知事の県政運営の評価についても尋ねた。「評価しない」と答えたのは39人に上り、7割を占めた一方、「評価する」としたのは3割に届かなかった。
 斎藤氏は、パワハラ疑惑などを告発された問題を巡り、県議会から不信任決議を受け、失職した。知事選が31日告示、11月17日投開票の日程で行われる。
 衆院選候補者のアンケートでは、県政運営の評価について質問。政党ごとに候補者の評価を分析すると、3年前の知事選で斎藤氏を推薦した自民党と日本維新の会で評価が分かれた。
 自民の9人は「あまり評価しない」が5人、「全く評価しない」が4人だった。一方、維新の12人のうち10人が「ある程度評価する」と回答。残る2人は「あまり評価しない」だった。(上田勇紀)

国会議員(特に自民の)ともめたのが反映されてますね~
西む~じゃないけど「誰のおかげで知事になれたと思っとるんじゃ!」というのを分かってたらねえ
確かに風をつかんだ運の強さは認めるけれど(運も実力のうちというし)
人の忠告も聞きましょう(と姫路の松本元総務相のほうを見ながら)
維新の会はしかとされてた割には10人がある程度評価とは優しい

県庁建て替え、服部副知事で検索しペケッターを見たらもめてる
本当に兵庫県はこれから10年は混迷になるかも
元彦の功績はあるよ
パンドラの箱を開けたんだ
兵庫県庁という名の伏魔殿の


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ついに元彦が山のほうに
https://x.com/saito_ouen/status/1847130660198404386
https://x.com/motohikosaitoH/status/1847233658005999952
https://x.com/saito_ouen/status/1847247194019287223
https://x.com/motohikosaitoH/status/1847253560700113352

丹波篠山市~丹波市

石川憲幸県議の地元ですね。
なるほど~。
次は淡路島…は西村康稔が今大変なことになってるから無理か。
てゆうか本来は君がお世話しなきゃいけない場面だと思うんだが、ほんまに…
なぜか山本一太群馬県知事が応援している西村さん。

イロモノ情報到着
立花孝志氏が兵庫県知事選参戦 N党公認候補者擁立へ 斎藤前知事の疑惑を独自調査「公正な判断県民にしてもらいたい」
10/18(金) 21:30配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/ebbb5809c1d24b46d2f3fa223b084c007dc4332c
NHK党が来るとなると先日の東京都知事選のような「選挙そのものよりポスターとかほかのことがわけわからん状況になる」のが見えてるので
くんなと言いたいです

20241012-1の話
山口晋平県議→たつの市、太子町
黒川治県議→尼崎市
原テツアキ県議→淡路島
原氏の淡路島基盤というのは西村康稔との関係で気になる
3人の中では山口氏は1977年生まれで比較的若い

前回の知事選で元彦出した11人衆がわかった
https://hyogo-s.com/filename10.html
石川 憲幸(丹波市・6回)議員
松本 隆弘(明石市・5回)議員
内藤 兵衛(西脇市及び多可郡・4回)議員
北野  実(姫路市・3回)議員
中野 郁吾(西宮市・3回)議員
山口 晋平(たつの市及び揖保郡・3回)議員
奥谷 謙一(神戸市北区・2回)議員
五島壮一郎(姫路市・2回)議員
戸井田ゆうすけ(姫路市・2回)議員
中田 慎也(伊丹市・2回)議員
橘 秀太郎(美方郡・1回)議員
奥谷さん、石川県議、内藤兵衛は知ってたが、山口氏も元彦支援だったのか!
しかし確かにこの写真の元彦は仕事できそーな顔

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