拙HP「戦国島津女系図」の別館…のはず
明けましておめでとうございました。
今年辺りそろそろ本流(→戦国島津)に戻りたいです…と言いつつのっけから今田ネタ_(。_゜)/
今田さんがこんなに深い落とし穴ネタだったとは…誰か現代史専門家とか戦史ヲタの方で今からかわってくれる方お待ちしていますヾ(--;)
『追悼録』を入手したことで、かなり以前に取り上げた『山紫に水清き』のいろんな謎が少し解けそうです。
今年辺りそろそろ本流(→戦国島津)に戻りたいです…と言いつつのっけから今田ネタ_(。_゜)/
今田さんがこんなに深い落とし穴ネタだったとは…誰か現代史専門家とか戦史ヲタの方で今からかわってくれる方お待ちしていますヾ(--;)
『追悼録』を入手したことで、かなり以前に取り上げた『山紫に水清き』のいろんな謎が少し解けそうです。
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今田新太郎は昭和24年8月29日死去するが、その前後のことを記した資料はほとんどないことを今までもよく言及してきた。わずかに『日本憲兵正史』に
※「この縁」とは、今田新太郎が参謀本部戦争計画課時代に、水野成夫、南喜一を引き立てて国策パルプ株式会社設立に至る端緒を作った件
※水野成夫は後フジサンケイグループ会長
※南喜一は後ヤクルト社長
が
この縁で、今田新太郎の葬儀は水野成夫が葬儀委員長となって盛大に執り行われたとあるくらいである。
※「この縁」とは、今田新太郎が参謀本部戦争計画課時代に、水野成夫、南喜一を引き立てて国策パルプ株式会社設立に至る端緒を作った件
※水野成夫は後フジサンケイグループ会長
※南喜一は後ヤクルト社長
が
かなり以前にこの本の話はちらっと書いたことがあるのですが、どうしても気になって、やっと本を取り寄せられました。
読んでみると、今田記述は事前に調べていたよりもっと多かったことが判りました。
かなり長文なのですが、頑張って紹介してみます(涙)
そして、全部読んでみると、田中隆吉が今田に持っていた印象がかいまみえます。
この本の編者である粟屋憲太郎氏は田中隆吉に対してどちらかというと好意的な印象を持っているように解説を読んで感じたのですが、わたしは…うーむ、ますます田中隆吉という人物はなんというか「小さいやつだなあ」、と…
ではまいる。
読んでみると、今田記述は事前に調べていたよりもっと多かったことが判りました。
かなり長文なのですが、頑張って紹介してみます(涙)
そして、全部読んでみると、田中隆吉が今田に持っていた印象がかいまみえます。
この本の編者である粟屋憲太郎氏は田中隆吉に対してどちらかというと好意的な印象を持っているように解説を読んで感じたのですが、わたしは…うーむ、ますます田中隆吉という人物はなんというか「小さいやつだなあ」、と…
ではまいる。
実はこの記事で
「いや待てよ、この中野は中野でも大雄峰会関係の中野琥逸じゃないか?」
と思うようになりました。
取りあえず先に中野関東軍参謀には謝っときます。ごめんねヾ(^^;)
気を取り直して。
前にも少しだけ説明したような記憶があるが、中野琥逸とは何者なのか?
…いろいろ調べてみたのだが、
これがほとんどデータがない_| ̄|○
取りあえず判ったことは
・弁護士
・父が満州で問題を起こしたらしい
・生涯独身を通した
・満州国の自治指導部の立ち上げに、あの甘粕正彦と共に深く関わったようだ
・これまた甘粕正彦との共闘により協和党を協和"会"と格下げ?することに成功
・昭和13年に死去 ベトナムで暗殺されたとも(○。○)
…うーむ、これでは人となりすら判らない
何となく山口重次等率いる満州青年同盟(→協和会)とは対立していたような。
誰か詳しい方御教示求む。
中野:中野良次関東軍参謀と解説つけていたのですが、『満州事変の裏面史』などを読んでいく中で
「いや待てよ、この中野は中野でも大雄峰会関係の中野琥逸じゃないか?」
と思うようになりました。
取りあえず先に中野関東軍参謀には謝っときます。ごめんねヾ(^^;)
気を取り直して。
前にも少しだけ説明したような記憶があるが、中野琥逸とは何者なのか?
…いろいろ調べてみたのだが、
これがほとんどデータがない_| ̄|○
取りあえず判ったことは
・弁護士
・父が満州で問題を起こしたらしい
・生涯独身を通した
・満州国の自治指導部の立ち上げに、あの甘粕正彦と共に深く関わったようだ
・これまた甘粕正彦との共闘により協和党を協和"会"と格下げ?することに成功
・昭和13年に死去 ベトナムで暗殺されたとも(○。○)
…うーむ、これでは人となりすら判らない
何となく山口重次等率いる満州青年同盟(→協和会)とは対立していたような。
誰か詳しい方御教示求む。
今回紹介する本は、山本勝之助という人物が昭和24年に出した本。
実はこの山本、当初はアナーキストとして活動するも、戦時中に石原莞爾と知りあってその信奉者となったという人です。
内容は昭和初期の2大政党制の混乱から軍閥台頭、そして泥沼の戦争への突入を描き、日本を敗戦に追い込んだのは誰か?と言う謎解きをしていくというものです。
…まあ、莞爾の信奉者の書いた本なんで「東条の馬鹿野郎」という結論になったのは当たり前なんですがヾ(--;)
ただ、読んでいくと気になる点があります。無意識かどうか分からないのですが、莞爾を擁護しているように見えます。満州事変でも「石原はこの直接動因の中にいなかったことは確実のようである(中略)軍事的指導に於いては石原と板垣が関東軍を完全にリードしたことは間違いない。だが軍事的指導と政略的謀略を同一にしている岩淵辰雄氏らの記述は、明らかに歴史的事実を歪曲した物と言わねばならない。」(p.117~118)とか。
そうそ、実はこの本の序文を書いているのが石原莞爾だったりする。
ではまいる。
実はこの山本、当初はアナーキストとして活動するも、戦時中に石原莞爾と知りあってその信奉者となったという人です。
内容は昭和初期の2大政党制の混乱から軍閥台頭、そして泥沼の戦争への突入を描き、日本を敗戦に追い込んだのは誰か?と言う謎解きをしていくというものです。
…まあ、莞爾の信奉者の書いた本なんで「東条の馬鹿野郎」という結論になったのは当たり前なんですがヾ(--;)
ただ、読んでいくと気になる点があります。無意識かどうか分からないのですが、莞爾を擁護しているように見えます。満州事変でも「石原はこの直接動因の中にいなかったことは確実のようである(中略)軍事的指導に於いては石原と板垣が関東軍を完全にリードしたことは間違いない。だが軍事的指導と政略的謀略を同一にしている岩淵辰雄氏らの記述は、明らかに歴史的事実を歪曲した物と言わねばならない。」(p.117~118)とか。
そうそ、実はこの本の序文を書いているのが石原莞爾だったりする。
ではまいる。