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拙HP「戦国島津女系図」の別館…のはず
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先日たまたま検索中にひっかかった2.26関係者のブログ(※リンクは貼りませんお察し下さい)を見ていたのだが、5時間ぐらい掛けて全部読み終えてなんか気持ちにもやもやした物が…
言いたいことは分かるけど、いややっぱり美化はあかんやろという気分。
何か関係者の人の間でもかなりゴタゴタがあったようで、その辺のことを某掲示板で簡単にまとめてくれていた
青年将校の兄貴分だった大蔵栄一氏が「二・二六事件への挽歌」という本の中で
松本清張氏と田々宮英太郎氏をかなり辛辣に批判していました。
松本氏は北一輝や西田税を胡散臭い人物として描写した事、
田々宮氏はフィクサー的人物が青年将校達に影響を及ぼしていたと描写した事が
北を尊敬し西田と親しい仲で、将校達の「純粋さ」を訴える大蔵氏としては腹が立ったようです。
田々宮氏も大蔵氏を「陰湿」と批判しかえしていました。

「デリケート」というのは、この事件があまりにも謎が多いという意味です。
ある人がさも本当の事のように訴えると、別の人が非常に激しく批判する、
という事が繰り返し起きているのです。
田々宮氏のように「匂坂資料」そのものでさえ否定する人もいるのです。
一番悲惨なのが、斎藤實内大臣の親戚である有馬頼義氏と、内大臣暗殺に関わった高橋太郎少尉の弟さんによる論戦です。
有馬氏は「強盗、強姦のたぐい」と訴え、高橋氏は「将校達を侮辱するな」…。大切な人を失った者同士なのですね。
でも先述のブログで一番非難されていたのは
半藤一利!保阪正康!中田整一!澤地久枝!
…だった(^^;)
半藤氏と保坂氏が怒られてる理由ですが、基本的なデータがそもそも間違っているのを指摘してるのに全然修正してくれないらしいです。
中田氏はNHKのこの番組が(略)
澤地氏は氏の代表作の一つ『雪はよごれていた―昭和史の謎 二・二六事件最後の秘録』の内容が怒りを買ったようです。これも某掲示板でのまとめだがこういう事らしい↓
でも一番ボコボコにされたのは澤地久枝ですw
青年将校達は頭の良い連中に利用された哀れなピエロという意味の事を
彼らの味方をするフリをしながら回りくどく書いてるんですよね…。

死刑前の遺書や、生き残った方のの回想録を読んでみましたが
ともかく皆さんプライドの高そうな方なので
誰かに利用されたと考えには腹を立てそうです。
でもブログの人の話によると、この後も澤地氏は平然と2.26関係将校の慰霊祭に出席してたらしい。うーむこれくらい面の皮が厚くないとああいう仕事はできないのかな。
ちなみに今回偶然知ってしまったのですが、先述の「齋藤實の親戚」有馬頼義の不倫相手が澤地氏らしいです(爆)

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